GitLabによるComplete DevOpsの実現 -これからのDevOps Toolchainのあり方-

location_city Tokyo schedule Apr 25th 03:30 - 04:15 PM JST place 日本語 (Room 2) people 14 Interested

DevOps ToolchainとしてのGitLabが目指す、これからのDevOpsツールのあるべき姿を紹介します。
GitLabは近年進化を遂げ、バージョン管理システムの機能だけに留まらず、Chatツールを代表とした開発ワークフローから、継続的インテグレーション(CI)、継続的デプロイメント(CD)、フィードバックまでの継続的デリバリを実装できる機能を提供しています。これは、数多く存在するDevOps Toolchainの選定コストを排除し、アプリケーション開発に集中できるプラットフォームを提供するための最善策とも言えます。
本セッションでは、実際にGitLabのCI/CD機能を使ったアプリケーションデプロイメントパイプラインのデモを交えて紹介します。さらに、最新版で強化されたDevSecOpsのセキュリティ機能やKubernetes上で展開するアプリの実装について、GitLabの魅力を最大限お伝えいたします。

 
 

Outline/Structure of the Demonstration

Complete DevOps

Learning Outcome

・GitLabを利用したデプロイメントパイプラインの構築

・DevOps Toolchainに必要な考え方

・DevSecOpsや、コンテナを利用したアプリケーション開発

Target Audience

・DevOpsスキルを向上させたい開発者またはIT管理者 ・GitLabが開発分野でどのように使われているかを理解したい方 ・コンテナを使ったDevOps Toolchainを構築したいと検討している方 ・企業においてソースコードの管理/継続的インテグレーション/継続的デプロイメントのパイプラインを構築したい方 ・開発環境全体を素早く整えたいスタートアップ企業のエンジニア など

Slides


schedule Submitted 5 years ago

  • Atsushi Fukui
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    Atsushi Fukui - フルマネージドなAWSサービスで実現するコンテナへの継続的デリバリー

    45 Mins
    Demonstration
    Intermediate

    AWSのCodeシリーズを利用してサーバーの管理を不要にしたフルマネージドな環境で、DockerコンテナのフルマネージドなオーケストレーションであるAWS Fargateへの継続的デリバリーをどのように実現するかをデモを交えながら解説します。

  • Yasunobu Kawaguchi
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    Yasunobu Kawaguchi / SATO Naoki (Neo) / Takuma Ishibashi / Tsuyoshi Ushio - パネル : 昨年のシアトル DevOps 視察ツアーから今までを振り返る

    45 Mins
    Panel
    Advanced

    過去2回のDevOpsDays Tokyoは、2017年1月末のシアトル訪問から始まりました。
    Microsoftを訪問し、いくつかの多様性のある開発現場を見せていただき、英語での闊達な議論もしてきました。

    今年のキーノートの Chap Alex さんもそこで出会った一人です。
    彼はもともとテストの自動化の役職にいたわけではありません。
    スカンクワークスで数年、チームになって3年くらい、今は30人のチームになったといっていました。

    別のチームの人は、TFSというプロダクトを作っていましたが、
    「ほら社内でこんなに使われるようになったんだよ」
    と言っていました。計画経済のようにトップを説得して全体に使わせるなんてことはやっていませんでした。

    さらに、そのチームは部屋を工夫し、チーム全員が一部屋に集まり、それでいてほかのチームとは共有しない部屋を作っていました。徐々にほかのプロダクトに広がっていると言っていました。

    日本人エンジニアの河野通宗さんが言っていました。
    「上司もエンジニアなので意思決定が速いです」
    意思決定が速いと何がうれしいのですか?
    「クラウドは常にどこかが壊れている。なのですぐに検知して直さなきゃいけない」

    世の中がガラリと変わってしまう音が聞こえました。

    もう開発者もデザイナーもマネジメントも経営陣も関係なく、リアルタイムに動き続ける世界を相手にして動かないといけない。途中の誰かがわからないから通訳してくれといえば、そこでリアルタイムから弾き出される。

    テスト自動化だけ、チームビルディングだけ、上手なデリバリーだけ、得意ななにかをひたすら追いかけて、エンジニアのキャリアパスだけ考えて、残りはほかの人のせいにしておけばよい時代は終わってしまった。全体としていい仕組みを作った企業が生き残る。誰も安住できないグローバル競争をしたたかに生き残って時価総額を伸ばし続けるエンタープライズがシアトルに一つありました。競争している企業もいくつもあります。

    私たちの DevOpsDays Tokyo そこから始まりました。

    それから一年ちょっとがたちました。

    世の中の何が変わったのか、そして、心境はどう変わったのか、ここからどうなっていくのか。

    話し合ってみたいと思います。

  • Takashi Takebayashi
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    Takashi Takebayashi - To be or to do that is the question.

    45 Mins
    Experience Report
    Beginner

    上長に「お前は技術もマネジメントもビジネスも何も分からないクズ」と言われ、本当に自分が「技術もマネジメントもビジネスも何も分からないクズ」なのかどうかを確認しようと思い立った。

    確認する方法としてテスト駆動開発(TDD)でお馴染みの三角測量(その人にはたまたまそう見えたということが起こらないように2つ以上の値を使用してテストをする)で確認することに思い至り、ちょうどタイミングよく運転資金が枯渇し閉店を余儀なくされた馴染みの飲食店とパン屋があったので、そこに自己資金を運転資金として投入し、自分の技術と知識と能力を使って閉店を免れられるのかどうかを確認した結果を紹介する。

  • Ippei Suzuki
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    Ippei Suzuki - Kubernetesエコシステム、そしてそれを支えるCNCFの最新の動き

    Ippei Suzuki
    Ippei Suzuki
    CSO
    CreationLine, Inc.
    schedule 5 years ago
    Sold Out!
    45 Mins
    Case Study
    Executive

    Kubernetesはクラウドネーティブの世界における、事実上の標準としての地位を確立している、と言えます。Dockerを代表とするコンテナ技術をベースに、マイクロサービス型のアプリケーションを運用管理するフレームワークとして、Kubernetesは急激に利用者が増えています。
    "Linux of the Cloud"とも呼ばれ、今後特定のクラウドに依存しないアプリケーションの開発/運用のOSSプラットホームとして成長していくことが期待されています。
    発表者はCNCFのメンバーとして、当団体の様々な活動に参画しており、最近の動き、そして将来的にどのようなクラウドネーティブ技術が登場するのか、導入事例なども含め、報告します。

  • Seiji Kawakami
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    Seiji Kawakami - DevOpsが失敗する理由

    Seiji Kawakami
    Seiji Kawakami
    Scrum Master
    KDDI
    schedule 5 years ago
    Sold Out!
    45 Mins
    Experience Report
    Intermediate

    アジャイル開発センター発足から1年以上、DevOpsをもっと浸透させるための箱はできました。

    実情としては、上手くいっているプロジェクトもあれば、改善が必要なプロジェクトも多々あります。

    業務部門、事業部門と兼務した経験から見えてきた、「リリースサイクルを短くするためのDevOps」が浸透しない理由、

    そして現在挑戦している対策等を共有したいと思います。

  • Masato Ishigaki
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    Masato Ishigaki - VSM(ValueStreamMapping)によって実現できたリリースまでに268.5hかかっていた時間を54.5hに短縮できた秘訣

    Masato Ishigaki
    Masato Ishigaki
    部長
    DMM.com
    schedule 5 years ago
    Sold Out!
    20 Mins
    Case Study
    Intermediate

    大きな組織の中で、プロダクトをリリースするまでに必ず発生する開発プロセスの「ムダ」

    プロダクトを効果的に早くリリースする上で「ムダ」を排除しリードタイム短縮につなげたいとの想いから、VSM(ValueStreamMapping)を活用して開発プロセスにある「ムダ」を可視化し改善し続けた結果、リードタイムを268.5h→54.5hに短縮した事例と手法についてお話します。

    DMM.comにおける40以上あるサービスのプラットフォーム基盤の開発に遵守する中で、どうやってサービス開発者側にスピード感をもって良いプロダクトを提供できるかを考え、DX(DeveloperExperience)の向上へと向かったのか。

    VSM(ValueStreamMapping)を使った「プロセス」と「プロダクト」の品質改善の話を中心に

    SlackによるDeploy/Releaseで高速デリバリー、Deploymentpipelineの整備などの様々な改善事例を織り交ぜながらお話したいと思っています。

  • Ashish Kuthiala
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    Ashish Kuthiala - Breaking silos within DevOps teams

    45 Mins
    Case Study
    Intermediate

    Even as businesses rapidly adopt DevOps, the promise of DevOps successes seem elusive - there is progress but surveys tell us that more than 80% of organizations are disappointed with their results. Today, business survival depends on a radically faster DevOps lifecycle. So, what are the obstacles despite well know documented practices - teams, tools, or processes ? Teams seem to adopt all the correct approaches and go faster but as a team, stumble to collaborate well across the functions as a true DevOps team. They are still siloed. Join us to learn why this is specially hard in large enterprises and what approach can you take to break the 'silos within the DevOps teams'.

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