スクラムの理解を深めるスクラムショーワークショップ
スクラムショーワークショップは、スクラムの説明をショー(寸劇)形式で行うワークショップです。
このワークショップを通じて、参加者はスクラムの基本を体験・学習できます。
スクラムショーワークショップは、yycr2019(アジャイルコーチとスクラムマスターの宴、通称:よなよなコーチングリトリート)で
生み出されたワークショップです。「短い時間でアジャイルを知るようにしてほしい」というニーズに応えるために、最大2時間でアジャイル・スクラムの理解を高められるワークショップをみんなで作りました。
会社の中で展開するために、できるだけ準備が少なく済ませたいという要望にも応えています。
最小100分間のワークショップで、スクラムの動きを身に着けられるほか、
皆さん自身で、スクラムショーワークショップを実践できるようになります。
Outline/Structure of the Workshop
- イントロダクション(10分)
- スクラムショーワークショップとは
- 進め方の説明
- スプリントの準備(11分)
- ロール&ターゲットを決める(3分)
- プロダクトバックログを作る(8分)
- スプリント1(23分)
- スプリントプランニング(5分)
- 開発(10分)
- スプリントレビュー(5分)
- スプリントレトロスペクティブ(3分)
- スプリント2(23分)
- スプリントプランニング(5分)
- 開発(10分)
- スプリントレビュー(5分)
- スプリントレトロスペクティブ(3分)
- スプリント3(20分)
- スプリントプランニング(5分)
- 開発(10分)
- スプリントレビュー(5分)
- クロージング(3分)
※バッファ(10分)
Learning Outcome
下記のような効果をワークショップによって得ることができます。
ただし、ワークショップの参加者の特性や、ワークショップのファシリテート次第で
得られる結果は異なるものになることをご了承ください。
- スクラムの考え方を自分たちの言葉で説明できるようになる
- 3つのロール(プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発メンバー)を体験できる
- デイリースクラムを除く4つのイベント(スプリント、スプリントプランニング、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブ)を体験できる
- 3つの作成物(プロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメント)を作成する体験ができる
- 特定の対象に向けてスクラムを説明できるようになる
- (オプション)スプリントを経験しながら、以下の学びを得ることができる
- ロールからの学び
- プロダクトオーナーは要件(ターゲットに何を説明するのか)を具体的に説明しなければ、イメージどおりのプロダクトが出来上がらないということ
- スクラムマスターは全体をカバーしながら、チーム全体を支えるということ
- 開発チームは自分たちでやり方を決め、最善の行動をとり続けるということ
- イベントからの学び
- スプリントプランニングで設計まで行っていないと、開発で止まってしまうということ
- スプリントプランニングでスプリントゴールを決定する大切さ
- スウォーミング・モビングによる開発イメージ
- スプリントレビューでフィードバックを貰う大切さ
- タイムボックスでインクリメントを作り上げることの価値
- ふりかえりによるチーム全体のカイゼンの効果
- 作成物からの学び
- ワークフローを完成させるとプロダクトへのイメージがより具体的になり、フィードバックによるプロダクトバックログへの追加・変更・削除が発生するということ
- 最初に作ったプロダクトバックログは容易に変更される可能性があるということ
- ロールからの学び
Target Audience
スクラムの理解を深めたい人や、スクラムを教える立場の人
Prerequisites for Attendees
スクラムの本を読んだり、スクラムガイドを読むなど、スクラムについて何かしらの知識を少しでも得ている方でなければOKです。
このワークショップは、研修等でスクラムに関する1時間程度の座学を受けた後の状態を想定して作られています。
Video
schedule Submitted 1 year ago
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Takao Oyobe / Ryutaro YOSHIBA (Ryuzee) - 帰ってきた朝まで生DevOps 〜結局DevOpsとはなんだったのか〜
Takao Oyobeアジャイルモンスター株式会社デンソーRyutaro YOSHIBA (Ryuzee)CTO / Agile CoachAttractor Incschedule 1 year ago
45 Mins
Panel
Beginner
DevOpsという言葉の世界はますます拡がり、様々な○○Opsが生まれました。DevOpsDays Tokyoに集まったプロポーザルを見ても、たくさんのDevOpsがあることがわかります。定義を1つに統一する必要はないですが、自分の中のDevOpsを更新し続けることは大切だと思います。
そこで今回の朝まで生DevOpsは「結局DevOpsとはなんだったのか」をテーマに、定義の話を超えてDevOpsから我々は何を学ぶべきなのかについて考えていきたいと思います。
パネラーは随時追加していく予定です。
また、このパネルディスカッションは飛び込み参加可能なオープンパネルディスカッションです。 -
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船戸 康弘 - ゼロからはじめるCI/CD 構築から運用開始までの軌跡
20 Mins
Talk
Beginner
DevOpsを成功させるには、技術も文化も大切だと言われています。
今回は技術にフォーカスを当てます。その中でもチームが重要だと思ったCI/CDを導入し活用するまでの軌跡をお話します。
私達のチームは、自動車会社で社内向けのシステムを作っています。
1.5年前にできたチームだけあってインフラも貧弱で、とても良い開発環境とは言えませんでした。当然、インフラの知識も十分ではなかったです。その中で、一番やらないといけなと感じていたのがCI/CD。
ずっとやりたかったCICD
でも、難しそう、やり方がわからない等の理由で後回しにしてしまいました。
しかし、実際にやってみると意外と簡単。もっと早くやっておけば良かったと思いました。
実際のインフラ構成とどの様に構築してきたかを順を追って、ポイントをお話します。
時間があれば、デザイナーと協力して、コンポーネント化してリードタイムを短縮した話もするかもしれません
ラーメン二郎でDevOpsの話も -
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Shingo Kitayama - 2020年Kubernetesが解体するDevとOpsのインターフェイス -次世代プロジェクトの主導権を獲得するアーキテクトの掟-
45 Mins
Talk
Intermediate
Kubernetesやコンテナ化を自社に推進したいと考えるエンジニアやアーキテクト、CTOの方も多いのではないでしょうか。
ところが、その推進が停まる理由の一つに「チーム内の技術スキルの差」が挙げられます。必ずしもチームの技術スキルレベルが一定である必要はないものの、複雑なKubernetes環境を運用していくためには、そのチーム体制や運用プロセスの変化が求められます。
Kubernetesが一般化されていく中、これからのプロジェクト推進者は何を考えなければならないのでしょうか。Kubernetesを導入する現場で直面する、DevとOpsの新たな関わり方についての考察を紹介します。個別のチームだけでなく、業界全体で考えなければいけないKubernetes推進という大きなプロジェクトに対して、ともに考え、ともにつくることを目指したいと思います。 -
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Hiroki Arai / Kenta Sasa - Value Stream Mapping ワークショップ
120 Mins
Workshop
Beginner
Value Stream Mapping ワークショップです。 Value Stream Mappingを使ったプロセスの見える化・カイゼン案の検討を実際に体験してみましょう。
Value Stream Mapping = ソフトウェア開発工程の流れ(価値の流れ)を見える化するために作成するプロセス図です。アイデアが生まれてから顧客に対して価値が届くまでの全行程を見える化することによって、ムダな作業や非効率なフローをチーム内で共有することができるようになるため、カイゼンに役立てることができます。
4、5人でグループを作ってグループワークを行います。Value Stream Mapping が描けるようになるだけではなく、チームで作った時の効果も感じられると思います。
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Masaya Taji / Shenyu Zhang - Painless Migration to MicroServices
Masaya TajiWeb EngineerVisional Incubation Inc.Shenyu ZhangDeveloperVisional Incubation Inc.schedule 1 year ago
20 Mins
Talk
Beginner
より大規模なプロダクト開発を推進するにあたり、あるタイミングからチームのスケールアップを視野に入れることが必要とされてきます。
これに伴い、当初スタートアップとして勢いよく開発を開始したプロダクトも、組織のスケーラビリティに対応できるものに「変化」させていくことが必要と捉えています。
一方で、短期的なビジネス要求を実現するため、現在のチームの開発速度を大きく損なうことなく、片や裏では少しずつアーキテクチャを改良していく、という「バランス」の取り方はなかなか難しいと感じています。
本セッションでは、我々が開発するプロダクト「yamory」を成長させる上で直面したマイクロサービス導入、それに伴うインフラ含めたアーキテクチャ構築の生の事例について紹介します。
組織と共にプロダクトも成長させたい!けど糸口がつかめない・・・そんな方の助けとなれば幸いです。
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Yasunobu Kawaguchi - DevOps パイプラインゲーム
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Workshop
Beginner
Agile Testing Days で学んできた、DevOpsパイプラインゲームをやってみます!
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Yasunobu Kawaguchi - 私が見た海外の現場たち - Microsoft, Target, Menlo Innovations, Hunter Industries で何を学んだか
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Talk
Intermediate
2019年に訪問した海外の現場の話を報告します!