プロダクトチームから他部署に伝播するふりかえり文化
自分たちが慣れ親しんだ「ふりかえり」を他部署に広める時、広めた後はどのように運用されていくのか、興味はありませんか?このトークでは実際に社内で起きた出来事を元に他部署への「ふりかえり」の広がりと、現状についてお伝えします。
概要
・どうしてふりかえりを導入したかったのか?
・他部署にふりかえりをレクチャー
・ふりかえり導入でチームはどのような変化があったのか
・まとめ
Outline/Structure of the Lightning Talk
・どうしてふりかえりを導入したかったのか?
・他部署にふりかえりをレクチャー
・ふりかえり導入でチームはどのような変化があったのか
・まとめ
Learning Outcome
・ふりかえりを広める方法が分かる
・ふりかえりを導入したチームの変化が分かる
・ふりかえりしていないチームから見たふりかえりの魅力が分かる
Target Audience
ふりかえりを広めたい人、ふりかえりを始めたい人
schedule Submitted 7 months ago
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Ikuo Odanaka - こうしてふりかえりは終わってしまった〜ふりかえりが停滞するメカニズムと息を吹き返すためのいくつかの方法〜
45 Mins
Talk
Advanced
ある日のふりかえりでの一幕。
ーー今日は、あまりふりかえりで話が盛り上がりませんでしたね。
ーー最近はアクションもあまりでてこないし。
ーーもしかしたら、今の私達にはふりかえりは必要ないのかもしれませんね。
ーーですね!チームが成長した、ってことで!
ーーじゃあ、次回からふりかえりは月一回にしましょう。
このように、ふりかえりの効果が出ない→タイパが悪いから開催頻度を下げよう、というような状況と出くわしたことはないでしょうか。
この状況に陥ってしまうと、ふりかえりは停滞し、やがてふりかえりを止めるという意思決定につながっていきます。なぜなら、期間の長いふりかえりは短いふりかえりよりも難易度が高いからです。短いふりかえりがうまくいかなくなっているにもかかわらず「タイパが悪いから」と高難易度の長期間ふりかえりに切り替えてしまうことで「ふりかえりがうまくいかない」スパイラルに陥るのです。
このセッションでは、そうなってしまうメカニズム、そしてそこから脱却するための方法について解説していきます。
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Ken Takayanagi - ふりかえりは関係性の再構築から始める 〜 話し合える関係性を作る方法 〜
20 Mins
Talk
Intermediate
ふりかえりの場はメンバーの発言、考えの表明で成り立っています。心理的安全性と一言で言ってしまえば簡単ですが、ふりかえりを行う目の前のチームをどうやって話し合える、意見の言い合える状態にすればいいのでしょう?
プロジェクトの中でのふりかえりで意識しなければならないポイントは、チームは今まで続いてきた関係性の中で行われて、その後も関係性が続いていくので、関係性は大切です。チームになる以前から企業の中でのつながりがあったり、最近入社したばかりで、そもそもの関係性もなかったり、AさんはBさんだけだと言いたいことを言えるが、Cさんも一緒だと言えなくなるなど、状況は複雑です。
その関係性を、ふりかえりの場においては「仲良く話し合ってください」というのはなかなか難しいところがありますよね。そこで、話し合える状態とは何かを考え、自分たちの今のチームメンバーの関係性においては、どのような場の設定が良いか?どのような期待を伝えると良いか?どの順番で話を引き出し、誰に話を繋げるのか?を意識して場づくりをすると、少しやりやすくなったりします。
みなさんも少し関係性を意識したふりかえりの場づくりをしてみませんか?
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keiichiro kawano - 塩をひとふり、素材の味を引き出す、ふりかえりランゲージ
20 Mins
Talk
Intermediate
僕はふりかえりカンファレンス2021で『いつものふりかえりに「気になること」を追加する』、2022では『プラスデルタを拡大解釈する』という味変をご紹介してきました。いろいろ味変を試してきた結果、今はシンプルに塩(言葉)の魅力に辿り着きました。
塩って不思議ですよね。ひとふりするだけで素材の味を引き出すことができるんです。そんな塩のように一つの言葉をかけることでそのふりかえりをより良いものにできたら素敵じゃないですか?スクラムフェス札幌2022で『SCRUM MASTER'S LANGUAGE 言葉遣いこそ最強の武器』というお話をさせていただきましたが、今回はその中でも触れたふりかえりでの言葉遣いについてお話させていただきます。
食卓に置いてある塩のように、ふりかえりの脇にこの言葉たちを置いといて、ちょっと困ったときやもっと盛り上げたいときにささっとひとふりしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、スクフェス札幌での登壇の後、スライドを公開するとはてなブックマークに取り上げられ若干炎上してしまいました。「前提がうまく伝えられていなかった」というフィードバックとして受け取り、今回『場を和ませる言葉』を追加しています。
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Ayana Yokota - シリコンバレーのチームで経験したふりかえり - 共通点とギャップ
20 Mins
Talk
Beginner
2022年9月よりアメリカに移住し、シリコンバレーで異文化体験をしながら働いています。
今のチームに入ってから2週間に1度行っているレトロスペクティブにおいて感じた過去の経験との差、そして文化が違っても共通していることに目を向けながら体験や学びをお話しします。
先にネタバレをすると、海外だからといってものすごく驚きのあるギャップはないと感じています。だからこそ得られる気付きに着目する予定です。
- ふりかえりに使っているツールおよび手法
- ふりかえりの流れ
- 共通点・ギャップとそこから得られた学び
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aki matsuno / 98lerr / piro takahara - 古いから新しい! Project Retrospectives のふりかえり〜1年弱翻訳を続けて得た学び〜
aki matsunoエンジニア/コンサルタントデロイトトーマツコンサルティング 合同会社98lerrpiro takaharaSM・Agile推進スタンバイschedule 7 months ago
45 Mins
Talk
Intermediate
わたしたちは、昨年の5月からProject Retrospectivesの翻訳を有志で進めてきました。
翻訳を進める中で、本からはもちろんのこと、それ以上に翻訳作業の後に行うふりかえりで出てくる話から多くの学びがありました。
本セッションでは、翻訳作業後のふりかえりで出てきた話をみなさんにシェアすることで、セッションを聞いてくださったみなさんが日々のふりかえりをこれまでとは違った観点で行えるようになることを目指します。具体的な内容は、以下のOutline/Structureをご覧ください
- Project Retrospectivesの簡単な紹介
- 共感したふりかえりのやり方
- 本の内容: 予定を変更してワイナリーへ
- ふりかえり:スタバでふりかえりを実施した結果、本音をがんがん言いあえた
- ふりかえり:合宿をしてふりかえりを実施した話
- ふりかえり:仕事を切り上げて飲み会でふりかえった方が反省会にならずに学びを得ようという気持ちになった
- 本の内容: Artifact Contest
- ふりかえり: チームのふりかえりでトークンが誕生して共通言語が生まれた
- 本の内容: マネージャーなしレトロスペクティブ演習
- ふりかえり: 内部向けのレトロとお客さま用レトロを別で考えるようにしている
- 本の内容: 予定を変更してワイナリーへ
- 翻訳のふりかえりの中で出てきた気づき
- ふりかえりの固定化
- スクラムをやっていると中長期のふりかえりが抜けてしまう
- アート・オブ・アジャイル・デベロップメントの読書会で海外のディスカッションを見た時に、日本で悩んでいることと同じことに悩んでいた話
- 多く意見を出そう、Next Actionを出そう、ふりかえり手法を定期的に変えよう...は危険信号?
- ふりかえりの固定化は悪いのか?
- 固定化を意図的にしているか?
- ふりかえりの固定化
- 明日からのふりかえりに活かすために
- ふりかえりの味変
- Project Retrospectivesを活用したふりかえりの一例の提案
- 8つの型を活用したmini DPA
- 制御できる変数の特定
- ふりかえり
- ふりかえりのふりかえり
- 再現性の生産
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Mizuki Kusakabe - インフラ構築をふりかえりでカイゼンする! - お互い何してるかわからないチームから、モブ・ネットワーク機器コンフィグ作成をやるチームへ -
20 Mins
Case Study
Beginner
ネットワーク関連の検証を気軽に行えるように、社員がだれでも使える物理実験環境(ラボ)を構築しています。
機器選定をして、稟議を通して、ネットワーク設計をして、データセンターにラックを借りて、ラッキングして、設定して、という一連の流れを、これらの経験が少ないメンバーが、メイン担当業務と別で行うサブプロジェクトとして、遂行しています。
サブプロジェクトであるため、メンバーが会話するのは週に1回、定例会の1時間のみです。タスクの進行状況の報告、調査中の事項の相談、ネクストアクションの確認でせいいっぱいで、ふりかえりの時間はありません。
8か月間かけて準備した後の初回の構築作業で目的を達成できず、そこで初めてこのチームでふりかえりをしました。
ふりかえり後、チームとしてようやく会話が増え、相談し合いながら進んでいけている実感が生まれてきているところです。チームはふりかえりの効果を実感し、週に1時間の貴重な定例会のなかに10分ふりかえりの時間をとる提案もすんなり受け入れられました。
ここからカンファレンス当日までにどのような変化が生じるのか、ラボは社員に使ってもらえる状態に持っていけるのか。カンファレンスまでの変化と成果も含めてお話しします。
※ 「ソフトウェア開発以外の仕事にふりかえりを持ち込む」という意味で、「味変」カテゴリを選択しています。
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Akihisa Furuhashi / izumi ito / Jumpei Ito / Rei xxx - 実録!ふりかえりを400日間続けると人はどう変わるのか?ふりかえりをふりかえり!
Akihisa FuruhashiSoftware Enginnerizumi itoscrum masterCreationline / Agile SapporoJumpei ItoQA ManagerWingArc1st Inc.Rei xxxSystem Engineer & Impro enjoyerxxxschedule 8 months ago
20 Mins
Talk
Beginner
前回、実録!ふりかえりを60日間続けると人はどう変わるのか?ふりかえりをふりかえり!をやった4人のエンジニアがセッションで「これなら来年まで出来るよねー」って言った後の記録です。
前回はたったの60日だけでした。今回は400日以上続けてみた記録をふりかえります。
1年間続けると色々な学びがありました。60日間ではわからなかった学び、工夫、苦労したこと、ふりかえり続けて変わったことなど、1年間やってわかったこと、気づきを一緒にふりかえってみませんか?
これを書いているときがちょうど365日、つまり始めてから1年がたちました。ふりかえりカンファレンスの時には400日を超えると思います。絶賛ふりかえり記録更新中!
セッションではこんなことをふりかえります
- 前に決めたルールで変えたことは?
- 続けるのが難しかったルールは?
- それをどう工夫したの?
- 新しいルールはどうやったの?
- 400日続けてどうだった?
- 続けるための工夫は?
- どんなときに続けるのが難しかったの?
- 出来なかった日はどんな日?
- 400日続けることで得られたことは?
いろんな会社の人が集まってわいわいやった結果をわいわいふりかえります。
どうぞお楽しみに
ちなみに前回のルールはこんな感じ
ふりかえりのやり方はこんな感じ
- 何をふりかえるか?
- おのおのがその日のふりかえる
- ふりかえりたいことは各個人で決める
- 60日間のログ(記録)を取って変化を楽しむ
- ふりかえりの手法は?
- 手法はみんな共通
- 毎日変える
- ふりかえりカタログを参考に
- 前の日に決める
- みんなが集まらなかったとき 左の図の番号とN日目と合わせる 2/1が1日目
- やり方はやりながら変えていく
- 前に決めたルールで変えたことは?
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Shirayanagi Ryuji - TRPGからふりかえりを学ぶ~アジャイル以外のふりかえり文化~
45 Mins
Talk
Beginner
ふりかえりカンファレンスに参加する多くの方が、アジャイル開発の文脈の中での「ふりかえり」を期待している、というイメージを私は持っています。
しかし、「ふりかえり」はアジャイル開発だけのものでしょうか?
いいえ。世の中にはたくさんの「ふりかえり」があります。
今回のテーマは「味変」だからこそ、アジャイル開発以外の「ふりかえり文化」に注目してみませんか?
世界で親しまれるボードゲームの1ジャンルである「TRPG」。
日本では、独自の「ふりかえり」の文化が定着しています。
「TRPG」は、どの様にふりかえりの文化を発達させ、定着させていったのでしょうか。
本セッションは、白栁が「ふりかえり」を強く意識始めた原体験といえる物語でもあります。 -
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Yusuke Kojima - 皆が主体的に発言するマンネリ化しない振り返り+新しいチャレンジを続ける施策
45 Mins
Talk
Beginner
チームの振り返りにて、経験の多いメンバーが多く発言し、若いメンバーがあまり発言しないという事はないでしょうか?
過去の私のチームはそうでした。それを改善し、全員が発言しまくる振り返りができるようになっても、だんだん振り返りがマンネリ化してしまう事はないでしょうか?
また、チームに問題がなく順調すぎて、振り返りで挙がる改善アクションが些細なものになってしまう事はないでしょうか?本発表は、その状態から脱却し、皆が主体的に発言するマンネリ化しない振り返りを実施し、新しいチャレンジをたくさんするようになったプラクティスを紹介します。以下、その一部抜粋です。
- 主体的な行動で成果が出ると嬉しいという成功体験を繰り返す
- 全員に順番にファシリテーターを任せる
- ファシリテーターが振り返りのやり方を自由に決める
- (ステップを踏んだ上で)全員に順番にチームリーダーを任せる
- 各自がオリジナルの振り返り手法を考えて実施
- 新しい技術・ツール・プラクティスを積極的に施行する風土を作る
- 振り返りと別の時間に提案タイムを実施
その他、ネガティブな意見が出過ぎる時に効果的な施策などの小ネタも含めて、明日から実践できるレベルで具体的なプラクティスのやり方をたくさん紹介しますので、チームの改善に何か1つでも参考にしてもらえれば幸いです。
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terahide ... - ふりかえりでお祝いをしよう!セレブレーショングリッドを使った実験と学び
20 Mins
Workshop
Beginner
とりあえずやってはみたけれど、うまくいかなくて怒られたことはありませんか?
その時に「失敗を恐れずに新たなチャレンジをしよう!」って言ってたのにと考えたことはありませんか?
この行き違いはどこからうまれるのでしょうか?
よく、「失敗から学ぶ」といったような事をいいますが、同じことを繰り返してばかりではダメですよね「失敗」よりも「実験」から学ぶことの方が大きいと言われています
本ワークショップで扱う「セレブレーショングリッド」は学びを祝うためのふりかえりの手法です
セレブレーショングリッドを使ったふりかえりを体験しましょう※セレブレーショングリッドは Management3.0 で紹介されている手法です
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Keita Watanabe - うまく行きすぎてTRYを出せないチームが未来に目を向けると、ピリッとしたアクションを生みだした
20 Mins
Talk
Intermediate
何の問題もなく順風満帆。2週間に1度のふりかえりで出るProblemといえば、ちょっとした個人の反省にとどまる程度。そんなチームがありました。
けど、ものごとが完璧に進むことなんてありません。100%何の問題もないチームなんて存在しないのです。何か見落としはないのか。いろいろな観点でのふりかえりを試みました。
その中で効果があったのが、「未来に目を向ける」ことでした。正確にはふりかえりではないかもしれないけど、未来から今の状態を省みるのでふりかえりだと思います。たぶん。
試した方法はプレモーテム(事前分析)。「失敗したシナリオ」から逆算して対策を練るという、リスクを検討するための手法のひとつです。
うまくいくのか不安を抱えながらやってみると、それまでのふりかえりでは全く出なかった、チームの質がグッと上がるアクションアイテムが出てきました。
チーム作りにおいて、未来に目を向けることは大切です。チームが目指す方向を定めることで、チームが一丸となって進んでいきます。
そんな明るい未来を描くのと同じくらい、失敗した未来に目を向けることも大切だ。プレモーテムの体験談とともに、そんなことをお伝えできればと思います。
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shuhei nagao / Yuki Shodai - ふりかえりへのシステムコーチング®とNVCを持ち込みかた
20 Mins
Talk
Intermediate
パーソナルコーチングや組織・チームへのコーチング(システムコーチング®)がアジャイルの文脈で広まってきている気がします。
コーチングのプロや、コーチングを体験したことのある人が少しずつ増えていっている気がします。
そんな私も、A-CSMがきっかけで改めてシステムコーチング®(以降ORSC®)に出会い、学び始めました。コーチングといってもまだまだ
「観察という名の見てるだけ」
「コーチングという名の質問攻め」
な認知だったりすると思います。
そんな状態でもいいんです!「レトロスペクティブ」の文脈でそれがどれくらい美味しいものなのかお伝えできたらと思います。
少し具体化すると、
スクラムマスターとしてORSCを活用するとどのようなふりかえりを行えるのか
チームへのファシリテーションやふりかえりそのものへのファシリテーション例を伝えます。
さらに、ファシリテーター自身が困難な状況に立ち向かうためにシステムコーチングだけでなく、
NVC(ノンバイオレント・コミュニケーション)の文脈での振る舞いを伝えます。
根深い問題ほど、関係性から発生しているように感じます。
システム(組織)の関係を明らかにし、より深い人間関係にも踏み込んだレトロスペクティブに挑戦しましょう!※「ORSC®」および「システムコーチング®」は、CRR GlobalおよびCRR Global Japanが所有する登録商標です。
※「NVC」は米国特許庁に登録されています。団体についてはここ(センター・フォー・ノンバイオレントコミュニケーションhttp://www.cnvc.org)やここ(NVC Japan http://nvc-japan.net/) -
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Toshiaki Koshiba - 鮮やかに特別なチームの時間を創り出す イベント型大ふりかえり会の事前段取りプログラミング
45 Mins
Case Study
Advanced
正統派のふりかえりとしては、基本的に継続的なサイクルで行って、仕事の質を上げること、学習と適応を行うことを狙います。
わたしが得た複数の機会では、逆に、継続的には行わない特別なイベントとして大きなふりかえり会を行い、継続的なふりかえりとはまた違った成果を目指してきました。
このタイプのふりかえり会を行うにあたって、正統派の継続的なふりかえりとは違った段取り、巻き込み、運営などの事前準備の勘所を見いだしました。
具体例をもとにその勘所を共有し、特別な思い出となるイベント型の大きなふりかえり会を多くの人が作り出せるようにしたいと考えています。
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Eisuke Tomita / Narumi Yanagi - 毎日ふりかえりを真似したら1年続いたので、ふりかえってみる
20 Mins
Talk
Beginner
みなさん、毎日ふりかえりやってますか?
去年のふりかえりカンファレンス 2022 で『実録!ふりかえりを60日間続けると人はどう変わるのか?ふりかえりをふりかえり!』という発表がありました。
その発表を聞いて、自分たちもやってみると楽しそうなのでは!?となったので、毎営業日に集まってふりかえりをすることになりました。参加メンバーはアジャイル推進室のえーちゃんと人事のヤナギさん + Gather で集まったゲストさん。
最初は、1ヶ月続いたらいいほうかなぁ〜という気持ちがありましたが、3ヶ月・半年・そして意外なことにも1年続きました。ふりかえりカタログから引用してやってみたり、日替わりでふりかえりを変えて味変したり、自分たちで新種の味を探してみたり・・・
1年続いたコツというより、1年間やってみて自分たちの変化や気付きをメインに発表します!当日は見せられる範囲で実際に私達が使っている Miro なども公開していこうと思います!
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Tatsuhiko Mitsui - 会社の「Value」でふりかえるためのふりかえり手法を作ってみました
20 Mins
Case Study
Beginner
「Value」ベースの振り返りで、価値観を共有した強いチームに!
組織の中で働く上で必要な価値観である「Value」。
Valueを意識して働けていると、チームや組織が目指す方向が揃い、一体感を持った作業ができる強いチームとなるでしょう。
しかし、日々ちゃんと意識できているかと言われると怪しいこともあるのではないでしょうか?
とはいえなかなか急に意識しよう!と思っても簡単にできるものではないと思います。
そんなときにきっかけとしてオススメなのが、「ふりかえり」の場でValueをベースにふりかえるをすることです。
日々の振る舞いがどうValueと紐付いているのかを可視化してみると、「意外と無意識にできてるね!」ということもあれば「そういえばValueを体現できてないな」ということもあるでしょう。
そのようにふりかえりの場にあげてみると、今後どうやって個人やチームとしてValueを発揮していくかを考えるよい機会となります。
今回はそんな「Valueでふりかえり」ができる手法を作ってみたので、ご紹介したいと思います。
このセッションではふりかえる手法そのもののご紹介と、社内のValueを更にプロダクト開発側向けに落とし込んだ「クレド」を使って実際にチーム内で実演したときの様子とその結果についてお伝えできればと思います。
Valueだけでなく上記のようにチームや組織が大切にしている価値観などでも利用でき、どなたでも実際に試せるつくりにしています。
このセッションを通じてこのふりかえり手法を理解していただき、ぜひあなたのチームでも実演し、よりよい振る舞いができるチームになると幸いです。
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Akito Tsukahara - チームで続けてきたふりかえりをふりかえり
5 Mins
Lightning Talk
Beginner
弊社プロダクトはリリースされてから5年が経過しています。この期間にプロダクトチームは様々な変化がありました。メンバー編成、選定技術、開発手法など変化してきたトピックスはいくつもあり、たっぷりとご紹介したいのですが、このふりかえりカンファレンスではチームの変遷を「ふりかえりアウトプット」という観点でふりかえって見たいと思います。
チームが変われば、ふりかえりが変わる。ふりかえりが変われば、チームが変わる。どっちが先なのかは分かりませんが、ふりかえりのアウトプットがどのように変化してきたのかふりかえってみましょう。
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Honami Tatekawa - 使い分けてる?シーンに合ったふりかえりフレームワークのすすめ
20 Mins
Case Study
Beginner
みなさんはどんな場面で、どんなふりかえりを活用していますか?
仕事、趣味、プライベート、わたしたちはどんなシーンでもふりかえることができます。
そしてたくさんのふりかえりフレームワークの中から(もしくはオリジナルで)、
どの方法で振り返るかを選択することになるでしょう。このセッションでは、さまざまなふりかえりフレームワークを活用することで見えてきた、
それぞれの特色をみなさんにお伝えできればいいなと思っています。 -
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Ikuo Odanaka - おいしいドッグフードの食べ方あるいは車輪の再発明 ふりかえり篇
45 Mins
Case Study
Intermediate
ふりかえってるかーーーー!!!!
あなたのチームでは、どのようなふりかえり手法でふりかえりを実施しているでしょうか。
またどのくらいの頻度で、新しいふりかえり手法にチャレンジしているでしょうか。
世は大ふりかえり時代。様々なふりかえり手法が存在し、またそれらがどのような手法なのかを知る術も豊富に用意されています。なんて良い時代!
じゃあ融通無碍に新しいふりかえりにチャレンジしているか?というと、そうじゃない現場は決して少なくないでしょう。私の現場でもそうでした。アジャイルを社内に導入・推進するチームにおいて、支援先の現場にフィットするふりかえりを設計したい。けれども自分たちの手札が少ない…どうやらフィットしそうな手法はあるけれども、それが本当にフィットするか確信できない。そういう状況でした。
ーー本当に効果があるかわからないのなら、自分たちでやってみればいいじゃない。
「ふりかえりで成果を出す」ということをいったん脇において、「どんな手法か」「取り組むことでどんな効果が生まれそうか」を味わうことにフォーカスする。このように味見気分で新しい手法を試してみると、これがびっくりするくらいに「この手法でいける!」という自己効力感をもたらしてくれました。この経験があってから、新しい手法を定期的に自分たちでためそう、ドッグフーディングしようという機運が生まれました。
また、自分たちが経験した手法について自分たちの言葉でまとめる、その手法をうまく使うためのテンプレートをMiroで作成する、といったアクションにもチャレンジしようとしているところです(これは、4月のカンファレンス時には「チャレンジした結果」をお伝えできる予定です)。これは車輪の再発明という見方も出来るでしょうが、学びを昇華するという観点では有効な方法だと考えています。
新しい手法へチャレンジする勇気をもつためにドッグフーディングを
新しい手法を自分たちのモノにするために車輪の再発明をそれが、このプロポーザルで提案したいことです。経験を交えて話せればと思います。
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Hideki Kinjyo - 「未知」と「不明」を味方につけて、チームの強みに変えちゃおう
20 Mins
Talk
Beginner
## プロローグ
新しいプロジェクトを始める時、新しいチームを作る時、どうしても分からない事や不安でソワソワしてしまいますよね。
その一方で、チームをまとめるリーダーには「答えを出してくれる、導いてくれる」「曖昧なことを決めてくれる」というメンバーからの期待が降り注ぐ事もしばしば。
そして、リーダーがその期待に応えてくれない時に、その不安が怒りや不審に変わっていきます!私は、初めてプロジェクトリーダーを経験した時に、とあるメンバーの一人から「何で意思決定をしてくれないのか、本当にちゃんと考えているのか」と(自分には聞こえるような)胸の痛むフィードバックを受けてしまいました。
そこで考えたのです。
「分らないことを、全員の”共通の敵”にしてしまえば、肩の荷を降ろすだけでなくでチームの結束感の醸成につながるのでは!」
そうして、生まれたアクション決定手法(フレームワーク)が「知見と実験の砂場」です。実際にワークに使う際の流れ、使ってみた時の感触や反応をご紹介します。
## こんな手法を試してみました
known-unknownsのマトリクスがありますよね。様々な情報を「知っていること(既知)」「知らないこと(未知)」の掛け算に分類してみよう、というものです。「既知の既知」「既知の未知」「未知の既知」「未知の未知」という象限ができあがります。
プロダクト開発やプロジェクト運営は、「既知の未知」を解消しながら「未知の未知」にいち早くぶつかれるようにするゲームだ、と個人的には考えています。
今回の手法は、そうした観点をベースにしたものです。
チームの中に「既知の既知を増やす」「未知の既知を共有し、既知の既知へ転化する」ことに焦点を当てています。リーダーを含め、チームは対等な立場で参加して「知っていること(知見)」と「知らない→知っているに転化するための方法(実験)」の共通認識を広げていきます。- 以下の4つのエリアにわけて、チームやPJに関することや思いついたことを付箋に書き出していきます
- 自明: 既に分かっていること、確定していること
- 例: プロジェクトの期限。予算。
- 可能: 今は分からないが、それを解明したり検証する方法を知っていること
- 例: メンバーの得意分野は知らないが対話をすればわかりそう。
- 未知: 今は分からないが、それを解明したり検証する方法はありそうに感じること
- 例: 使えそうな技術を調べて試してみればわかりそう。社内の詳しい人がいそうな部署に相談すれば分かりそう
- 不明: 想像もつかないこと
- 例: 提携先の企業がそんなに乗り気でなかった場合に、自分たちだけでどこまでやるのか?やる意味があるのか?
- 自明: 既に分かっていること、確定していること
- 「自明」の中身をみんなで確認していきます
- 「明らかである」と思っていることでも、チームにとっての発見があります!
- 「全員で認識が揃っていること」は安心感をもたらしますし、「自分にとっては明らかだけど他の人にとっては自明ではなかった」というカードもこのエリアに出てきます
- この際に大事なのは、「(チームでなく)自分を主語にして、場に出ている付箋で分かっていないことは積極的に訪ねてみる」という姿勢です!
- チームの中に、どんな経験や知識があるのかが浮かび上がってきます
- 「可能」についてもみんなで確認していきます
- このエリアにある付箋は、1枚の中に「今はわかっていないこと」「検証するための手段」の両側面が含まれています
- 「何が分かっていないのか」について認識を揃えてから、「どうしてその検証で解決できそうなのか」についても議論していきましょう
- 「自明」のところで話し合ったことで、「可能」の付箋の中にも「自明であることが分かった」というものが出てきます。積極的にエリアを移動させてしまいましょう!
- 特に、「チームの中に経験を持つ人がいて、自分には難しいがその人がいれば大丈夫」といった、チーム全体で見た時のリソースが判明することが多いです
- 「未知」についてもみんなで確認していきます
- このエリアは、チームの中に「検証可能性があるだろう」というムードがあるという点で、「可能」のエリアと似た性質を持ちます
- 同じく「分かっていないこと」「手段」について触れていきますが、「手段」に少し重点を置いて話すと良いでしょう
- 特に「良い手段がありそうか」という目線で建設的な議論が出来ると、より楽しいです!
- もし、行けそうな手段が見つかったら「可能」のエリアに付箋を移動しちゃいましょう
- 「不明」についてもみんなで確認していきます
- 可能であれば「それが想像もつかないことで or 失敗した場合に、どんなリスクがあるのか」について認識を揃えるように議論をしてみましょう
### やってみた結果・チームにとってどんな意味があるのか
まず、「自明」「可能」のエリアに付箋が増えていくことには分かりやすく効果があります!チームにとって知識が増えていくことを感じられるでしょう。
知識や情報は、チームにとっての武器となります。もう1つ、個人的にはこっちの側面にこのワークの価値を感じているのですが、「他の人も分かっていないこと」「不安なこと」が共有できる点です。
「自分だけが分かっていないのでは」という不安があると、弱気になって心理的安全性も残ってしまいます。日常の中で「わからない・・自分だけが知らないのかも知れないこと」を声に出すのは、勇気がいると感じる人も多いでしょう。この取り組みによって、「分らないことをさらけ出して良い場」を提供できます。また、他者に対して「分かっていて当たり前だ」「リーダーが考えるべき問題だ」といった暗黙の期待をかけてチームがちぐはぐになってしまう・・という場面もよくあるのではないでしょか。
このワークを通じて、チーム全体やメンバー相互の「弱み」を共有することで、自他に対する暗黙的な期待を和らげる効果が見込めます。
そのため、個人的には、チームが組成されたばかりのタイミング(初期のチームビルディング実施時)に扱うことが多いです。 - 以下の4つのエリアにわけて、チームやPJに関することや思いついたことを付箋に書き出していきます
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Katsuya Suzuki - ふりかえり手法、組み合わせたら良いじゃない!〜KPTの次を模索してたどり着いた2つのレシピ〜
20 Mins
Case Study
Beginner
個人で毎日ふりかえりをしてはや1年が経ちました。
初めて知ったふりかえり手法は最も有名な手法の一つ「KPT」で、以来KPTを中心に日常の振り返りを行ってきました。
しかし、ふりかえりを重ねるたびに「あれ、なんか最近しっくり来ないぞ。マンネリしてきたかな。」と感じるようになりました。
これを機に、いくつかの他のふりかえり手法を試し、その特徴ごとに組み合わせたり、実施するスパンを変えてみたりしました。
その結果たどり着いた現在の私のベストプラクティスについて話します!