DevOpsに投資するリソースの無いスタートアップがふりかえりを改革して自己組織化されたチームへ近づいている話
DevOpsの計測基盤・プロセスを整えるような人材・時間のないスタートアップがその現実を受け入れながら、ふりかえりを通してお互いの関係の質を高め、徐々にプロセス改善に乗り出し、計測&改善のサイクルを回し始めるまでに成長した話をします。
Outline/Structure of the Case Study
・計測しては活用されないの繰り返し問題
・言った者負けを起こしてしまう構造の問題
・ふりかえりによる全員でコトに向かう方針へ
・KPT時代の悩み
・Fun・Done・Learnの導入による発言の活性化
・Fun・Done・Learn + シックスハット法の試み
・Fun・Done・Learn + ブレインストーミングへの変更
・Fun・Done・Learn + ブレインストーミング + ふりかえりの3ステップ導入
・関係の質の向上→プロセス改善へ。向き直りの実施
・KPT時代からのbefore & after
Learning Outcome
人材も時間も十分にはないカオスな環境下でいかにふりかえりを通して理想の方向へ持っていくのか?を学べる発表にしたいと考えています
Target Audience
・計測による改善が重要だということは分かっていても、その基盤を構築・運用するための人材・時間を潤沢に用意できないスタートアップ向け
schedule Submitted 7 months ago
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Ikuo Odanaka - こうしてふりかえりは終わってしまった〜ふりかえりが停滞するメカニズムと息を吹き返すためのいくつかの方法〜
45 Mins
Talk
Advanced
ある日のふりかえりでの一幕。
ーー今日は、あまりふりかえりで話が盛り上がりませんでしたね。
ーー最近はアクションもあまりでてこないし。
ーーもしかしたら、今の私達にはふりかえりは必要ないのかもしれませんね。
ーーですね!チームが成長した、ってことで!
ーーじゃあ、次回からふりかえりは月一回にしましょう。
このように、ふりかえりの効果が出ない→タイパが悪いから開催頻度を下げよう、というような状況と出くわしたことはないでしょうか。
この状況に陥ってしまうと、ふりかえりは停滞し、やがてふりかえりを止めるという意思決定につながっていきます。なぜなら、期間の長いふりかえりは短いふりかえりよりも難易度が高いからです。短いふりかえりがうまくいかなくなっているにもかかわらず「タイパが悪いから」と高難易度の長期間ふりかえりに切り替えてしまうことで「ふりかえりがうまくいかない」スパイラルに陥るのです。
このセッションでは、そうなってしまうメカニズム、そしてそこから脱却するための方法について解説していきます。
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Ayana Yokota - シリコンバレーのチームで経験したふりかえり - 共通点とギャップ
20 Mins
Talk
Beginner
2022年9月よりアメリカに移住し、シリコンバレーで異文化体験をしながら働いています。
今のチームに入ってから2週間に1度行っているレトロスペクティブにおいて感じた過去の経験との差、そして文化が違っても共通していることに目を向けながら体験や学びをお話しします。
先にネタバレをすると、海外だからといってものすごく驚きのあるギャップはないと感じています。だからこそ得られる気付きに着目する予定です。
- ふりかえりに使っているツールおよび手法
- ふりかえりの流れ
- 共通点・ギャップとそこから得られた学び
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aki matsuno / 98lerr / piro takahara - 古いから新しい! Project Retrospectives のふりかえり〜1年弱翻訳を続けて得た学び〜
aki matsunoエンジニア/コンサルタントデロイトトーマツコンサルティング 合同会社98lerrpiro takaharaSM・Agile推進スタンバイschedule 7 months ago
45 Mins
Talk
Intermediate
わたしたちは、昨年の5月からProject Retrospectivesの翻訳を有志で進めてきました。
翻訳を進める中で、本からはもちろんのこと、それ以上に翻訳作業の後に行うふりかえりで出てくる話から多くの学びがありました。
本セッションでは、翻訳作業後のふりかえりで出てきた話をみなさんにシェアすることで、セッションを聞いてくださったみなさんが日々のふりかえりをこれまでとは違った観点で行えるようになることを目指します。具体的な内容は、以下のOutline/Structureをご覧ください
- Project Retrospectivesの簡単な紹介
- 共感したふりかえりのやり方
- 本の内容: 予定を変更してワイナリーへ
- ふりかえり:スタバでふりかえりを実施した結果、本音をがんがん言いあえた
- ふりかえり:合宿をしてふりかえりを実施した話
- ふりかえり:仕事を切り上げて飲み会でふりかえった方が反省会にならずに学びを得ようという気持ちになった
- 本の内容: Artifact Contest
- ふりかえり: チームのふりかえりでトークンが誕生して共通言語が生まれた
- 本の内容: マネージャーなしレトロスペクティブ演習
- ふりかえり: 内部向けのレトロとお客さま用レトロを別で考えるようにしている
- 本の内容: 予定を変更してワイナリーへ
- 翻訳のふりかえりの中で出てきた気づき
- ふりかえりの固定化
- スクラムをやっていると中長期のふりかえりが抜けてしまう
- アート・オブ・アジャイル・デベロップメントの読書会で海外のディスカッションを見た時に、日本で悩んでいることと同じことに悩んでいた話
- 多く意見を出そう、Next Actionを出そう、ふりかえり手法を定期的に変えよう...は危険信号?
- ふりかえりの固定化は悪いのか?
- 固定化を意図的にしているか?
- ふりかえりの固定化
- 明日からのふりかえりに活かすために
- ふりかえりの味変
- Project Retrospectivesを活用したふりかえりの一例の提案
- 8つの型を活用したmini DPA
- 制御できる変数の特定
- ふりかえり
- ふりかえりのふりかえり
- 再現性の生産
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Akihisa Furuhashi / izumi ito / Jumpei Ito / Rei xxx - 実録!ふりかえりを400日間続けると人はどう変わるのか?ふりかえりをふりかえり!
Akihisa FuruhashiSoftware Enginnerizumi itoscrum masterCreationline / Agile SapporoJumpei ItoQA ManagerWingArc1st Inc.Rei xxxSystem Engineer & Impro enjoyerxxxschedule 8 months ago
20 Mins
Talk
Beginner
前回、実録!ふりかえりを60日間続けると人はどう変わるのか?ふりかえりをふりかえり!をやった4人のエンジニアがセッションで「これなら来年まで出来るよねー」って言った後の記録です。
前回はたったの60日だけでした。今回は400日以上続けてみた記録をふりかえります。
1年間続けると色々な学びがありました。60日間ではわからなかった学び、工夫、苦労したこと、ふりかえり続けて変わったことなど、1年間やってわかったこと、気づきを一緒にふりかえってみませんか?
これを書いているときがちょうど365日、つまり始めてから1年がたちました。ふりかえりカンファレンスの時には400日を超えると思います。絶賛ふりかえり記録更新中!
セッションではこんなことをふりかえります
- 前に決めたルールで変えたことは?
- 続けるのが難しかったルールは?
- それをどう工夫したの?
- 新しいルールはどうやったの?
- 400日続けてどうだった?
- 続けるための工夫は?
- どんなときに続けるのが難しかったの?
- 出来なかった日はどんな日?
- 400日続けることで得られたことは?
いろんな会社の人が集まってわいわいやった結果をわいわいふりかえります。
どうぞお楽しみに
ちなみに前回のルールはこんな感じ
ふりかえりのやり方はこんな感じ
- 何をふりかえるか?
- おのおのがその日のふりかえる
- ふりかえりたいことは各個人で決める
- 60日間のログ(記録)を取って変化を楽しむ
- ふりかえりの手法は?
- 手法はみんな共通
- 毎日変える
- ふりかえりカタログを参考に
- 前の日に決める
- みんなが集まらなかったとき 左の図の番号とN日目と合わせる 2/1が1日目
- やり方はやりながら変えていく
- 前に決めたルールで変えたことは?
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Masaru AMANO - 「ふりかえり」は、Retrospectiveか、Reflectionか
5 Mins
Lightning Talk
Intermediate
「ふりかえり」って言葉、皆さんどんな意味で使っていますか?
ふりかえりに相当する英単語の「Reflection」「Retrospective」から、「ふりかえり」について再考してみませんか。
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Ryo Tanaka - ポジティブとネガティブを両立させる ふりかえりのファシリテーション - Deep Democracy Retrospective -
45 Mins
Talk
Advanced
よくあるふりかえりの初期パターンとして反省会モードがありますね。全体的にネガティブなやつ。
次に陥るパターンとして成功劇場(Success Theater)もありますよね。何が何でもポジティブにしていくってやつですね。ポジティブな話題が続いている中にポンと出てくるネガティブな話題は、ファシリテーターにも驚きがあります。
それは参加者も同じで、気をつけないと場に冗談の類として吸収されて消えてしまいます。
同時にネガティブな場でのポジティブさは同じく冗談の類として処理されてしまうかもしれません。これらはファシリテーターがなんとかしていくチャレンジですし、なんとかできるチャレンジです。
どうファシリテーションすればいいのか、Howの領域まで踏み込んで話ができればいいなと思っています。
そして、チームがふりかえりの中でポジティブさと建設的なネガティブさを両立して持ち続ける時、
ファシリテーターもびっくりするような大きな躍動が生まれます。 -
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Tomoki Sawada - 成果と成長を両立させるならば、必ず「振り返り」から設計しよう
20 Mins
Talk
Intermediate
メンター・マネージャーをしているみなさんに質問です。
- 「成長に大事なのは機会だ。裁量権だ」とメンバーに任せた結果、潰してしまったことはありませんか?
- 「よし、これで完璧だ!」と作ったレクチャーが、全然刺さらず、愚痴だらけになったことはありませんか?
現代のマネジメントは難度が上がっています。
- 育成ステップどころか業務も固まっていない中で、
- 潰れないようなペース配分、チャレンジレベルのタスクを切り出して、
- 本人に主体性を発揮してもらいながら、
- しっかり成果を出してもらう。
難易度に対して、その方法論はあまり語られてないように思います。
本セッションでは「成果とメンバーの成長を両方狙うならば、必ず振り返りから設計すべき」というお話をさせてください。
レクチャーでもOJTでもありません。まずは振り返りです。
ティール組織にて、新卒中心にチーム立ち上げを繰り返す中で見えてきた「育成の鉄則」を20分に凝縮してお伝えします。 -
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Yusuke Kojima - 皆が主体的に発言するマンネリ化しない振り返り+新しいチャレンジを続ける施策
45 Mins
Talk
Beginner
チームの振り返りにて、経験の多いメンバーが多く発言し、若いメンバーがあまり発言しないという事はないでしょうか?
過去の私のチームはそうでした。それを改善し、全員が発言しまくる振り返りができるようになっても、だんだん振り返りがマンネリ化してしまう事はないでしょうか?
また、チームに問題がなく順調すぎて、振り返りで挙がる改善アクションが些細なものになってしまう事はないでしょうか?本発表は、その状態から脱却し、皆が主体的に発言するマンネリ化しない振り返りを実施し、新しいチャレンジをたくさんするようになったプラクティスを紹介します。以下、その一部抜粋です。
- 主体的な行動で成果が出ると嬉しいという成功体験を繰り返す
- 全員に順番にファシリテーターを任せる
- ファシリテーターが振り返りのやり方を自由に決める
- (ステップを踏んだ上で)全員に順番にチームリーダーを任せる
- 各自がオリジナルの振り返り手法を考えて実施
- 新しい技術・ツール・プラクティスを積極的に施行する風土を作る
- 振り返りと別の時間に提案タイムを実施
その他、ネガティブな意見が出過ぎる時に効果的な施策などの小ネタも含めて、明日から実践できるレベルで具体的なプラクティスのやり方をたくさん紹介しますので、チームの改善に何か1つでも参考にしてもらえれば幸いです。