余所から来たスクラムマスター ~僕ら式スクラムを作るまで~
2019/06/14、エンジニア多数&マーケター合わせて総勢約40名という規模でSCRUM BOOT CAMPを受けた所から私たちの「スクラム」実践記が始まりました。
それまで何となくやっていたデイリースクラムやスプリントプランニング。
このセッションでは、研修を受けてそれぞれのスクラムイベントの意味を改めて見つめなおし、
・POを志していた私が突然他チームでスクラムマスターをやってみた
・「全てを"正しいスクラム"に合わせるのではなく私たちにとってのスクラムのやり方を考えよう」としてきた
そんなこの3か月のTry&Errorの記録をお伝えします。
結論からお伝えしてしまえば、私のチームではスクラムのエッセンスを取り入れてそれまでよりも格段にチーム内のコミュニケーションが活発になり、結果的に開発がスムーズにできるようになりました。
スクラム研修を受ける前より良くなった部分は沢山ありますが、「こうやって全てが解決した」という過去の成功体験としてお話できるものではありません。
ですが、「皆でスクラムをやってみよう」と決めたはいいけれど、そもそも最初の一歩どうすればいいの?
そこからどうしていけばいいの?
スクラムマスターやってみたいけど、新参者だし…。
そんな「これからやってみようとしている」あるいは「今まさにやってみている途中だけどこれでいいのか分からないから、同じ位スクラム初心者の体験談が聞きたい」そんな方の参考になれば幸いです。
Outline/Structure of the Talk
・SCRUM BOOT CAMPに参加して
・私たちがやっていたのは「なんちゃってスクラム」だった
・デイリースクラム、スプリントプランニング、リファイメント。
スクラムイベントは取り入れていたけれど、形だけなぞっていただけで本質は分かっていなかった
・本当の「スクラム」を実践するには?
・それぞれのイベントの意味を理解した上で"まずは形から入ってみよう"
・今までも出来ていた&やっていた部分はそのままに、足りない部分を補ってみよう
・チャレンジ1:みんなでやろう
・工数削減の為出席者を絞っていたリファインメントを全員で実施
・バラバラだったシステムや事業の理解度が平準化されてきた
・チャレンジ2:仕組みをカイゼン
・振り返り(レトロスペクティブ)が今までは個人の反省会だった
・スプリントの"仕組み"の改善点を見つける為のレトロスペクティブにシフトチェンジ
・KPTとGood&Moyatto、やり方やお題を変えて色々な側面からカイゼンせよ
・チャレンジ3:情報を透明化しよう
・GoogleMeetをフル活用
・リモートワークでスクラムイベントに参加できないメンバーがいても、会議室が小さくてもmeetがあれば大丈夫
・OKRをBPTに公開
・このチームはスクラムを通して「何を目指していくのか」を明確化した
・チャレンジ4:貴方が一番やりたい事はなんですか
・あれもやりたい、これもやりたい…収拾がつかない「やりたい事ラッシュ」で依頼に忙殺される
・マーケター側にもプラダクトオーナーを立てて、やりたい事に順序をつける
・チャレンジを繰り返してこうなった
・「とりあえずやってみよう」精神
・モブプロ/モブ設計/自作業をmeetで拡散etc...
・"スプリント"という期間が区切られていることで駄目ならやめて次の方法がやりやすくなった
・教えあう文化がより広まった
・みんなでリファインメント=他の人の作業にも興味を持つ機会が増えた
・チーム内勉強会を積極的に実施
・これからチャレンジしていくこと
・スプリントの評価基準
・今スプリントは「良かった」「悪かった」の基準はなに?
Learning Outcome
・スクラムのはじめの一歩の歩みだし方
・やってみたけど上手くいかない時のカイゼンの仕方
Target Audience
これからスクラムをやってみようとしている方、今まさにやっているけど上手くいっていない方
schedule Submitted 2 years ago
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kyon _mm - チームの再定義 -進化論とアジャイル-
45 Mins
Talk
Advanced
1つのチームが複数のプロジェクトに分裂したとき、そのチームはどうひきつがれるのでしょうか。おなじものにはならないし、それなりの成熟をするには時間がかかる。だから、チームはできるだけ解散してはならない。果たして本当にそうでしょうか?
私達のチームメンバーは複数のプロジェクトにわかれ、PBLもPOもまったく異なるようになりました。それでも1つのチームとして存在する方法を模索しました。その過程で、複数チーム、複数プロジェクトにおける15minスプリントを基盤とするフラクタルスプリント、組織横断な知識交換、プロジェクトに依存しないチームとしての存在意義を見出してきました。私達のチームは解散したようにみえましたが、実際には解散していなかったのです。フラクタルスプリントによってフラクタルチームは成されました。
異なるミッションをもっていても、組織としては軍隊アリやバッファローのような超個体をめざす1つのチームとして機能をするようにまでなりました。プロジェクトのためだけにチームがあるのではありません。わたしたちがいるからチームなのであるという視点をつきつめていき、それは個人や組織の成長にもつながっていく姿をお話します。
そしてこれらを支える理論として進化心理学、ダーウィンの進化論などの学術的な視座からアジャイル開発を話します。なぜ人間はチームをつくるのか。
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Hiroyuki Ito / 高橋 勲 - 特殊部隊SETチームの日常 - 技術と実験を融合した実践アジャイル術 -
45 Mins
Talk
Intermediate
我々LINEのSETチームは、テスト自動化の実現・推進だけではなく、プロダクト開発チームのプロセス改善・DevOpsの推進・技術戦略の策定・実施といった活動を、全社的に行っています。
一連の活動に際して我々は、様々な技術・ツールとアジャイルプラクティス・マインドセットとを組み合わせ、日々実験を繰り返しながら、ビジネス的成果へとつなげています。当セッションでは、特定の開発チームから組織横断活動までに活用できる、技術とアジャイルの組み合わせ方を、LINEでの実例をもとに、参加者の皆様が現場に持ち帰って試せる形でご紹介します。また当セッションは、SETチームをこれから作ろうとされている会社・担当者の皆さま向けの具体的なアプローチ集とすることも想定しています。 -
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Takao Oyobe - Team-Based TEAM - 会社を越えるチーム -
45 Mins
Talk
Advanced
あなたのチームはいつ死にますか?
スクラムはチームワークのためのフレームワークです。スクラムでは、安定したチームが成功するための前提条件として紹介されることが多いです。実際に「STABLE TEAM(安定したチーム)」はScrum Patternsの1つになっています。
安定したチームは本当によいチームなのでしょうか?
私たちのチームは、スクラムやモブプログラミングを通して自己組織的なチームになりました。Unlearnを自分たちの活動に組み込んで、学習するチームになりました。スタートアップしたプロダクトも成長軌道に乗せることが出来ました。そしてそのチームは、プロダクトの終焉を乗り越え、さらには会社をも越えました。
私たちのチームは、Project-BasedでもProduct-Basedでもなく、Team-Based TEAMだったのです。私たちのチームにとってはプロダクトの終焉も転職もチームの死にはつながりませんでした。私たちの考える「STABLE TEAM(安定したチーム)」はSAME TEAM(同じチーム)ではなく、生物のように変化し続けることができるチームです。私たちは会社を越えた後も、変化と向き合い生物的チームを目指して活動を続けています。
あなたのチームはいつ死にますか?
このタフクエスチョンの答えはどの教科書にも載っていません。しかし、チームの死を考えることで、どう生きるかが定まり、どうチーミングすればよいのかが見えてきます。一緒にチームのライフサイクルについて考えてみましょう。
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Mitsuo Hangai - 大企業の縦割り組織の中でProduct Discovery Teamを作ってサービスをリリース出来た話
20 Mins
Talk
Intermediate
こんにちは。楽天仙台支社の半谷(はんがい)と申します。
仙台・東京・大阪・福岡にそれぞれ仲間がいる開発組織で、25人くらいのグループのマネージャーをやっています。ベースは仙台ですが、月に2回くらいは東京に行っています。
私達は、楽天市場の開発を行っています。
2019年6月にリリースした新機能開発では、もともと縦割り組織だったビジネス・デザイン・開発のそれぞれのステークホルダをワンチームにまとめ、日々数万店舗様が使ってくれるような顧客満足度の高いものを作ることが出来ました。
この体制を作るのに参考にしたのが、Jeff Pattonさんが提唱している「Product Discovery Team」の考え方でした。このおかげで、ともすると敵対関係みたいになってしまいがちな三者が、顧客に価値を届けるぞ!良いもの作るぞ!と同じ方向を向きつつそれぞれが強みを発揮するようになりました。
もちろん最初からうまくいったわけではなく、色々な書籍や文献、先達の知恵に助けてもらいつつ、もがき苦しんだ結果たまたま発見したものです。なのでセッションの内容は、うまくいったぜ!という過程ではなく、苦労話が多くなると思います。
このセッションが、大企業の中で組織改善に悩むいろんな方々のヒントになったら良いなと思います。私自身もまだまだ悩み中なので、一緒に旨い酒が飲める仲間が出来たら嬉しいです。
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Mitsuyuki Shiiba - テックリードは未来の話をしよう (Tech Lead in Scrum)
45 Mins
Talk
Intermediate
スクラムチームにテックリード?
「スクラムのロールには定義されていないけど、こういうのは誰がやるのが良いんだろう?」「そもそも、そんな状況ってことは、まだスクラムをやるための準備が整ってないってことなのかな?」って悩むことありませんか?僕はありました。
スクラムに取り組んだ最初のころは「あれー?ここどうしようかな?とりあえず・・・自分でやっとくかな」と思うことが結構ありました。「これでいいのかなぁ?」と不安に思いながらやってましたが、それも5,6年たった今では「あー、うちの組織だと、こういう役割が必要なんだわ。こそこそやらずに、自分の中でテックリードって名前つけて堂々とやっとく方が良さそうだな」って納得してやってます。
スクラムガイドの中には、テックリードというロールは定義されていません。でも僕は、今の組織の中で、このロールがとても大切な役割を果たしているなぁと感じています。大変だけど、やりがいがあって、とても面白いロールです。
バックグラウンド
こんにちは。椎葉です。楽天株式会社の大阪支社で自社ECサービスのアプリケーションアーキテクトとして仕事をしています。僕が所属している組織では、多くのチームがスクラムを採用しています。その中で、この数年間、僕は改善エンジニアとして「色々なチームに入っていって現場のみんなと一緒に内側から組織の改善をする」という活動をしてきました。その活動の中で学んだのが、テックリードというロールの大切さです。
僕の中のテックリードは、スクラムチームと組織のあいだに立って、技術的な視点に軸足を置きながら、開発やチームや組織を支える。そういう役割です。何かと何かの間におちてしまいそうなものに手をのばして拾い上げたりします:プロダクトオーナーと開発チームのあいだ、開発チームとスクラムマスターのあいだ、スクラムチームと組織のあいだ、そしてマネージャーとスクラムチームのあいだ。など。
このセッションで伝えたいこと
「僕の組織では、スクラムからは少し外れるかもしれないけど、こういうことをやる必要があって、僕はテックリードとしてこういうことをやってるよ」ということをお伝えしたいと思います。
それによって、これからスクラムに取り組もうとしていたり、既にスクラムを実践しているけど悩んでたりする方々に対して「あぁ、自分も同じようなことで、もやっとしていたけど、そういう風にやってる人もいるんだな」って何かしら参考になるようなセッションにしたいなと思っています。
また、その中で学んだ「テックリードとして考えておくと良いこと」もお伝えします。
今、テックリードとして悩んでいる方や、これからテックリードとしてチームをリードしていく方々に勇気を伝えられるようなセッションにしたいと思います。
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川渕 洋明 (bucci) - 変革を始めるのは君だ(僕だ)〜自分・家庭・社会、CI&T歴4年の恋の行方〜
20 Mins
Talk
Beginner
仕事・夢・人生
モラトリアムな就職浪人、地元に近いという理由で第二新卒入社した中小SIerでプログラマ、通信キャリアの企画部署に長年常駐、海外合弁事業が初のグローバルな仕事。
アプリ開発ベンチャーでディレクター、転機となった自費40万で参加したSXSW2014、そして未払い賃金を勝ち取ったけど一瞬フリー状態に恐怖。
先輩つたってEC基盤な事業会社で良くしてもらい、そしてSXSW2014の縁がつながって現職と、20年近い仕事人生をなんとか渡り歩いてきました。
常に自分は何かできると夢見て、でも実力と実績が伴うわけでもなく、身の丈に合わない背伸びをしたり。
1人で考えていても何も動かないんですよね。
CI&Tに入って
ブラジル発・創業24年のアジャイル・トランスフォーメーション・エージェンシーCI&Tに入り3年半が過ぎました。いつのまにか日本採用のなかでも最長老です。
入ったころはアジャイルも言葉を知っている程度で、こんなに変革が身近になるとは思ってもいませんでした。
最初は数名だったのが今では30名規模に成長、毎日グローバルでコラボラティブな環境に身を置くことができています。
大変ラッキーなことに自分の経験・能力・人脈をフル発揮でき、なおかつこの会社と社員のもつ変化し続けるカルチャーとパワーに、時折疑問をもちつつも、喜びと驚きを持ち続けることができています。
変革とは
スクラムやアジャイルをやってる/やろうとしている方々は、その成果はどうあれ、まさにデジタル変革というバズワードの渦中におり、うまく波に乗ってる方もいれば、まるで洗濯機にもまれるが如く翻弄され疲弊してしまっている方もいるんじゃないかと思います。
でも変革ってどうやっておこるんでしょう?変革ってなんなんでしょう?
新しいプログラミング言語やテクノロジーを習得すること、それらを用いた新サービスやビジネスを構築すること、働く人が嬉しいプロセス・プラクティスや環境を整備すること、それが周囲に伝搬し広がり大きくなること、でしょうか?
これらは結果に過ぎないんじゃないかと、最近あらためて思うようになりました。
変革に必要な3要素
この登壇では僕が思う「変革に必要な3つの要素」である「直感」「コミュニケーション」「余白」について、様々な例とともに、リアルとエモさの間を行き来しながら、紹介できたらと思います。
そして、変革を実現するためのコツ・感覚を持って帰っていただきたいと思っています。
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Fujihara Dai / Takao Oyobe - 輝く未来を抱きしめて。アジャイルコーチ、スクラムマスター10年戦記
Fujihara DaiAgile coach, Engineering managerSekai Co., Ltd. / mabl inc.Takao OyobeアジャイルモンスターHoloLab Inc.schedule 2 years ago
45 Mins
Talk
Intermediate
このセッションのプレゼンテーターの二人は、過去に同じ開発プロジェクトにおいて、アジャイル開発を経験しました。ひとりはアジャイルコーチ、スクラムマスターとして参加し、ひとりはエンジニアとして参加しました。
そのプロジェクトは1000人を超える開発組織の中で初の「アジャイル開発を導入する」とうたったプロジェクトでした。もちろん途中、困難はありましたが、無事にプロダクトはリリースされました。
プロジェクトが終わり、ふたりは異なる環境でスクラムマスターやアジャイルコーチの経験を積んでいきます。
共に歩んだアジャイルプロジェクトから10年。それぞれの経験をふりかえりながら学びを確認し、今後の10年を考えるセッションです。
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Kazuki Mori - ふりかえりのファシリテーションを突き詰めた結果見つかった大切なもの
45 Mins
Talk
Intermediate
大事な活動である「ふりかえり」。だが、難しい活動でもある。
スクラムの重要なイベントの一つである「スプリントレトロスペクティブ/ふりかえり」。
チームを自己組織化へと導く大事なステップでもあり、スクラムの中でも一番「チームによるチームのための活動」だと言えると考えています。スクラムを始めたとき、多くの人が直面するのは、「ふりかえりがうまく機能しない」ということです。
ふりかえりが反省会のようなムードになってしまう。
チームのためのアクションが出ず、なかなかチームがまとまらない。
アクションは出たものの、なかなかカイゼンされているように思えない。
こういった悩みを持つ多くの現場を見てきました。ふりかえりは、難しい活動の一つとして考えられがちです。
時間対費用効果が出ているのか、なかなか計測がしづらいですし、効果がすぐに現れない場合もあります。
他のイベントと違い、ふりかえりがうまくいかなかったときに、「この活動は価値がないものだ」と感じ取られてしまいがちなのです。
そのまま、ふりかえりが行われなくなってしまうのは、とても悲しいことです。ふりかえりとファシリテーション
ですが、ふりかえりにはチームが成長するために大事な要素がたくさん詰まっています。
そのうちの一つが「ファシリテーション」という考え方です。進行役としての「ファシリテーション」ではなく、促す者としてのファシリテーション。
スクラムマスター一人がファシリテーターなのではなく、チーム全員がファシリテーター。
チームが「ファシリテーション」を意識したとき、あなたたちのふりかえりはきっと良い方向へと変わります。ファシリテーションというものをあなたがどうとらえるか。
そのとらえかたが変わると、きっと新しく見えてくるものがあるでしょう。このセッションについて
このセッションでは、あなたがふりかえりの中で行うファシリテーションを考えるときの気付きを提供します。
チームの形成、そしてチームの成長・混乱・成熟、そしてチームの解散。タックマンモデルのチームの推移に合わせて、どのようなファシリテーションを検討するとよいのか、といういくつかの事例を示します。また、私がふりかえりを突き詰めた結果見つけた「8つの型」についてお話します。
「ふりかえりの守破離」を通じて、ふりかえりを導入・成長・拡張していく流れについて、お話させていただきます。「自分のチームでは今どんなことを意識しながらファシリテーションしているだろうか」
「自分のチームのふりかえりの現状はどんなものか」をイメージしながら、セッションに参加していただければ幸いです。 -
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Mitsuyuki Shiiba / 伊藤 泰斗 / Shungo Ito - 新卒2年目の2人の伊藤さんがもたらしてくれたスクラムとモブプロといい笑顔
Mitsuyuki ShiibaWeb Application ArchitectRakuten, Inc.伊藤 泰斗-Shungo Ito--schedule 2 years ago
45 Mins
Talk
Beginner
椎葉です。新卒として入社したての初々しい2人が、戸惑いながらも頑張っていたのを、僕がチョコを食べながら遠くから見守っていたのは、去年の春のことです。
それから1年もたたないうちに、2人ともがそれぞれのチームの中心になって活躍しはじめ、組織に新しい変化を与え続けてくれています。
びっくりする!すごい!嬉しい!
このセッションは新卒2年目の2人の伊藤さんが
- 悩みながらスクラムやモブプログラミングを導入し
- 先輩たちを巻き込んで挑戦し、学習し、それを何度も繰り返して
- 組織に新しい変化を与えて続けてくれている
そんな勇気の出るお話です。2人のいい笑顔にはいつも癒やされます。
拡大していく組織の中で取り組んでいる、強い思いを持った強いチームづくり
by しゅんごさん
拡大していくサービス・組織の中で任された難しいプロジェクト。
チームの全員がスクラムやモブプロ未経験。
それでも、この難しい状況を乗り越えてユーザーにプロダクトを届けるたんだという強い思いから
試行錯誤をしながらスクラムやモブプロに取り組んできました。
その中で、どんな問題にぶつかって、何を考え、どんな風にそれを乗り越えてきたのかをお話します。
テックリードの卒業を見送ることができるチームづくり
by たいとさん
テックリードしか対応できない。テックリードしか知らない。テックリードがいなくなったら回らない。
僕らは少し前までそういう状況にいました。
このままでは良くない!属人化をなんとかしたい!と考え、モブプログラミングを導入しました。
その結果、最終的には、ほとんど引き継ぎなしでリーダーの卒業を見送ることができました。
モブプログラミングに取り組む中で、若手として何を悩み、何を学び、そこでどんな風に向き合ってきたかをお話します。
ということで、2人がどんなことを考えて、何に取り組み、どんな風に成長してきたのか、その話をご紹介したいと思います。
ぜひ、2人の成長のストーリーといい笑顔を見に来てください。
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Nobuaki Miura - プロダクト開発に足りなかったピースとしてのマネージャー
20 Mins
Talk
Intermediate
僕らのチームはScrumでプロダクトを開発しています。
Scrumには プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チーム の3つのロールがあり、各ロールのメンバーが協働することでプロダクトを作り上げています。
今までいくつかのチームでプロダクト開発を行ってきましたが、上記のロールがプロダクト開発に 必要な全て であったことは一度としてありませんでした。
いつも何かあとちょっと足りないと感じていた僕が、マネージャーとしてチームに加わることで実現出来たことがいくつもありました。
マネージャーというロールがすべきことはScrumガイドには書かれていません。エンジニアリングマネージャーという言葉が世の中に広く知られるようになった今もマネージャーが「何をマネジメントするべきなのか」は不透明さを感じます。
ですが、求められていることは「チームを機能させる」という非常にシンプルな結果です。色々なトレードオフを検討して、最良だと思う手を打つことを求められます。
また、これはマネージャーだけが知っていれば良いものではなく、チームメンバーからも求められるべきことだと思っています。- Scrumでプロダクト開発を進めるためにマネージャーができること
- 開発チームを機能させるためにマネージャーができること
- 物事を進めるためにマネージャーができること
まだまだ色々な要素があると思いますが、10ヶ月間で最高のチームと最高のプロダクトを作るためにマネージャーとして行ってきたことをお話します。 -
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Kanako Muroyama - トラブルだらけの現場から 仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話のその後
20 Mins
Talk
Advanced
2019年4月にDevLove関西で発表した「トラブルだらけの現場から仕事が「楽しい」現場に変わった、6か月間の話」(https://www.slideshare.net/cowappa/ss-141300729)のその後の話です。
業務改革を行ったチームがその後どうなったのか報告します!
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Saito Norihiko - 外は寒いからコーチングでも勉強しよう
45 Mins
Talk
Beginner
スクラムマスターの仕事の一つにコーチングがあります。
(スクラムガイドには「自己組織化・機能横断的な開発チームをコーチする」などと書かれている)
また、アジャイルコーチは職業名にそのものずばり「コーチ」が入っています。あらためて、コーチングとはなんでしょうか?
問いを立てればよいのか、どう立てればよいのか。暖かくすればよいのか、冷たくすればよいのか。
ティーチングやコンサルティングとのちがいはなにか。
実際のところ、「コーチング」は役に立つのか?また、スクラムマスターやアジャイルコーチにとって、技術だけではなく「人」の問題と向き合うことが不可欠です。
自説を曲げることができない頑固な方、
すっかり自信を失って、自分はダメだと思い込んでいる方、
このような方々を、コーチングで良い方向に導くことはできるのでしょうか。
それとも良い方向に導くということ自体が傲慢なことでしょうか。
スクラムマスターやアジャイルコーチはアジャイルだけを淡々と伝える仕事でしょうか。悩みはつきません。
書籍による学習や、さまざまな有識者へのインタビューなどを通して学んだ、
現場で実際に試した、明日から使えるコーチングテクニックなどを、
夏休みの自由研究スタイルでお送りします!参考文献
- Rachel Davies, Liz Sedley (2017). 『アジャイルコーチング』 オーム社
- マンフレッド・ケッツ・ド・ブリース, コンスタンティン・コロトフ, エリザベス・フローレント・トレーシー (2008). 『エグゼクティブコーチング』 ファーストプレス
- ジョセフ オコナー (2012). 『コーチングのすべて――その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで』 英治出版
- 山崎 啓支 (2016). 『NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック 知識と経験を最大化するセンスの磨き方』 日本能率協会マネジメントセンター
- ...その他