ボサッとしてたらスプリントはすぐ終わる
ボサッとしてたら1週間のスプリントなんかすぐ終わってしまいます!
スクラムのフレームワークに沿って開発をしていけば、一応開発は進むでしょう。
開発するプロダクトバックログアイテムを決めて、タスク分解して、そのタスクを消化して、消化して、消化して・・・
もしスプリントの初めに決めたゴールが達成されなかったとしても、開発自体は進んでいるんです。
でも単なる開発プロセスとして定着したそのスクラム、スプリントが蔑ろにされていませんか?
タスクを淡々と消化して、計画に対して遅れが生じたとしてもとりあえずそのまま進めて、結果的に終わらずに
「アーオワラナカッター」
とボサッとした着地をすることはないでしょうか。
私のチームでは、スプリントゴールの未達成が続いたことをキッカケに、1回のスプリントを集中して駆け抜けるための取り組みを始めました。
1週間の開発を終えて、どうせなら達成感や悔しさを感じられるように全力を尽くしたい!
そんな話をしようと思います。
Outline/Structure of the Talk
- ボサッとしていたかもしれない私たちの話
- 達成可能なスプリントゴールの設定
- スプリントゴール達成のために
- 現在地を確認する
- 計画を見直す
- 積極的に主導する
- 1本集中で向き合う1つのスプリント
Learning Outcome
- 1回のスプリントを大切にしようと思えます
- スプリントの中での動き方を改めて意識するようになります
Target Audience
ボサッとしてたらいつの間にか目の前のスプリントが過ぎ去ってしまった経験のある人
Prerequisites for Attendees
特にないです!
schedule Submitted 10 months ago
People who liked this proposal, also liked:
-
keyboard_arrow_down
Shusuke Fujii - チームを作る中で経験した自律的に成長するチームの作り方
45 Mins
Talk
Intermediate
星野リゾートに入社してから約4年。たった一人の状態から内製化を始めた私は、4年間のうちのたくさんのチームを作り上げてきました。しかしながら、チームを作る中でよいチームになる場合もあれば、いまいちうまくいかないチームになることもあります。チームを作り上げていけば、何かしらの知見が得られるはずなので、チームが変わると必ずしもそのノウハウが役に立つわけではありません。皆さんも同じような課題を感じることはないでしょうか?
本セッションでは、私が作ってきたたくさんのチームの中から、どのような学びを得て、チームを作り上げていっているのかをお話したいと思います。チームがどのように動いていくのかには、必ず理由があります。過去をふりかえりながら、どのような行動が良い結果を生み出していくのかお話したいと思います。
-
keyboard_arrow_down
Yasunobu Kawaguchi / izumi ito / Satoka Chibana / Yumiko Ochi - Women in Agileメンバーが語る、「小さな違和感」がアジャイルチームに役立つ理由
Yasunobu KawaguchiAgile CoachAgilergo Consultingizumi itoscrum masterCreationline / Agile SapporoSatoka ChibanaAgile CoachSlalomYumiko OchiRepresentative employee(LLC)Management Navischedule 10 months ago
45 Mins
Talk
Intermediate
海外で行われているWomen in Agile(WIA) という活動があります。WIAは、アジャイルコミュニティにおける女性のネットワーク構築やキャリア促進を支援する団体で、アジャイル活動における平等と多様性の包摂を目指しています。
皆さんの周りでは、多様性は活かされていますか?アジャイルの実践者が集まる中で、私たちはジェンダー差異を感じることが実はあまりありません。それは何故でしょうか?
アジャイルやスクラムは人間的な側面に着目し、小さなチームで相手に向き合い、「小さな違和感」を取り除いていく特長があるからです。本セッションでは、多様な現場で働いている私たちが、働く中で感じる「小さな違和感」に目を向けることがアジャイルチームにとってどう役に立つのかを語ります。
「小さな違和感」の端的な例は、女性に対する差別のようなものは職場にほとんどないのに、なぜか職場に女性管理職が少ない、ということです。これは直接変化させることはできないほど大きな問題だと思いますが、その裏にはとても多くの「小さな違和感」が潜んでいるのではないかと思います。偏見とか、自己否定とか、少数派であるのでやりにくいこととか、さまざまです。さああなたも「小さな違和感」に気づいてみませんか?
-
keyboard_arrow_down
Kenta Sasa / Hiroki Hachisuka / Keita Watanabe - スクラムマスターをみんなで大解剖 ~ロールより価値を理解できる45分~
Kenta SasaAgile コーチクリエーションライン株式会社Hiroki Hachisukaparallel PdM-Keita Watanabeチーム設計師 / アジャイルコーチ野村総合研究所schedule 10 months ago
45 Mins
Talk
Intermediate
「スクラムチームにスクラムマスターは本当に必須ですか?」
スクラムマスターがいるのに、成果が出ていないチームもあります。
スクラムマスターがいなくても、成果が出ているチームもあります。
「その真髄はどこにあるのか?」
異なる立場で向き合う3人のスクラム実践者と紐解くセッションです。
我々3人が見てきた様々なスクラムマスターを紹介します。
- 専任
- PO兼任
- 開発者兼任
- マネージャー兼任
- SM無し
- ペア
- 複数チームのSM
- プロパー
- 社外のメンバー
- 新社会人
- 開発未経験者
- 開発経験者
- サイレントSM
様々なスクラムマスター・チームを見てきた3人が今考えていることはこのような感じです。
- SMの人数とチームの成長は必ずしも相関していない
- SMの役割を他のメンバーに分散しても良いのでは?
- 明示的にSMのラベルを貼らなくても良いのでは?
- SMの役割が多すぎるので1人でやるの難しすぎるのでは?
- SMのスキルが必要なのはスクラムだけじゃないのでは?
- SMの練習はスクラム以外でも出来るのでは?
- SMの勉強だけしていても良いSMになれないのでは?
- SMのゴールや幸せとは?
- SMのキャリアはアジャイルコーチが多いけど他に何があるんだろう?
- SMを長期間継続している人がいないのはなぜだろう?
- あらためて、SMとは?
このセッションでは、上記のようなテーマを3人と一緒に考えてみる時間です。
皆さんも一緒にスクラムマスターの価値を大解剖しましょう!
-
keyboard_arrow_down
Kohei Shoda - 10年スクラムの学習をしてきたけど、スクラムマスターは簡単ではなかった話し
20 Mins
Talk
Beginner
2012年にアジャイルと出会い、こんな働き方をしたい!との思いから色々な書籍・研修・コミュニティ活動を通じておよそ10年知識を溜めてきました。
そして、プロジェクトマネージャーをやりながらスクラムの要素を少しずつ入れてみたり、アジャイルやりたくて転職したり。
そんな紆余曲折を経てようやくスクラムをやってる現場に入りましたが、そこで実践されているスクラムに違和感を覚えます。自分の学習してきたものと何か違う。チームや進め方が何かうまくいってない気がする。そもそもスクラムマスターがいない。
そんな現場をいくつか過ごし、どの現場もうまくいってないのはスクラムマスターがいないことが原因に違いないと考えました。
「これまで10年もいろいろ学習してきた。自分がスクラムマスターをやれば良い感じにスクラムを回せるようになるできるだろう!」
そんな思いから専任スクラムマスターとなりスクラム未経験のメンバーとチームを組みます。
意気揚々とメンバーにスクラムについてレクチャーし、今まで得た知識を活かしてスクラムでプロジェクトをスタートさせました。
しかし、実際にやってみると全くうまくいきません。
進捗共有だけのデイリースクラム、ベロシティ0、進まないカイゼン、チーム解散。などなど。
まさに失敗だらけ。知識だけではうまくいかないことを痛感しました。
本セッションでは、自分が経験した失敗と起きてしまった背景、その中で試行錯誤したことなどを紹介したいと思います。
N=1の話しではありますが、スクラムマスターをこれから始める方や始めたばかりの方のお役になる話しができれば嬉しいです。