異なるロールを渡り歩きながら2年間続けてきたスクラムの軌跡
私たちのチームでは2020年7月頃から本格的にスクラムを始めました。全員スクラムの初心者で試行錯誤しながら複数アプリの新規開発、保守を進めてきました。
チームメンバー誰も経験がない中での突然のアジャイル開発スタート、マネージャーの退職、納期残り3か月でほぼUIがほぼ全て変更になってしまう、コアメンバーの部署移動、退職、新しいメンバーの受入、突然仕様が追加されるなどなど多くの壁がありましたが、2年たって幣チームでのアジャイルもチーム内外に浸透してきました。
どのようにチームとして0からスクラムの環境を整え、壁を乗り越え、どのようにスクラムを進めてきたのか、その中での試行錯誤についてご紹介したいと思います。
また、私自身、開発者⇒開発リーダー⇒スクラムマスターとロールを渡り歩く中で、各ロールでどのようなことを意識して行動してきたか、それぞれのロールにおける期待についてもお話します。
Outline/Structure of the Talk
- スクラムを始めた経緯
- メンバーの変化
- スクラムイベントをどう進めてきたのか
- デイリースクラム
- バックログリファインメント
- スプリントプランニング
- スプリントレビュー
- スプリントレトロスペクティブ
- やってよかったこと
- インセプションデッキ
- スクラムオブスクラムズ、他チームとの関わり
- アジャイルワークショップ
- ロールを渡り歩く中で、各ロールでどのようなことを意識して行動したのか
- 開発者としての視点とスクラムマスターとしての視点について
- それぞれのロールにおける期待
Learning Outcome
- スクラムの環境を整え、壁を乗り越え0からアジャイルチームを作り上げていく過程
- 実際のアジャイル開発で効果のあった施策
- 各ロールでどのようなことを意識して行動してきたか、それぞれのロールにおける期待
Target Audience
これからスクラムを始めようとしている人。 実際のスクラムでどのような工夫をしているのか知りたい人。 開発者からスクラムマスターにチェンジしたけど、どうしたらよいのか分からない人
Prerequisites for Attendees
特になし