宇宙開発の人が集まってシステムデザインについて考えてみた話
4年前、スピーカーを含むJAXA宇宙科学研究所で一緒に学んだ仲間たち数名が集まって「株式会社レヴィ」を創業しました。いわゆる、大学発ベンチャーという形の起業です。レヴィは、宇宙開発やソフトウェア工学などの分野で発展してきたシステムズエンジニアリングの手法群を出発点としながら、より一般的で幅広いレベル/分野のシステムに適用可能なシステムデザインの方法について考えています。そして、そのような方法を効果的に実行できるフレームワークやツールを構築し、研修・コンサル・WEBサービスなどの形で企業や個人に提供しています。今回の発表では、レヴィが構築したシステムデザインのためのフレームワーク「システミング」について、そのコンセプトと具体的なメソッドの一部を紹介します。
Outline/Structure of the Talk
- 宇宙開発の人が集まって起業したストーリー
- システムデザインの方法論について考えて整理したこと
- 独自のフレームワーク「システミング」
- システミングのコンセプト
- ビューモデル、KATA
- 導入事例
- NASA式システム開発
- システミングのためのWEBサービス「Balus」について
Learning Outcome
- システムズエンジニアリングのエッセンス
- ビュー、モデルなどのシステム思考
- 宇宙開発におけるシステム開発の雰囲気
Target Audience
Engineers, Managers, etc...
Links
- スピーカーについて:https://m-miura.jp/
- レヴィについて:https://levii.co.jp/
- これまでの発表:https://speakerdeck.com/miurant