「ふりかえり」と言えばKPTAでしょ! ~KPTで食べてきたおじさんが、これからはKPTAで食べていこうと思います。
KPTAというKPTを拡張したフレームワークと、KPTAフレームワークを用いたふりかえり会の進行(ファシリテーション)を体験を通して学ぶ演習です。
日本のアジャイル開発のふりかえりといえば「KPT」の知名度が高く、多くの現場で使われています。
しかし、KPTのフレームワーク(観点)としての知名度ばかりが高く、KPTをもちいた「ふりかえり会」という会議の進行方法についてはあまり理解されていなように思います。
このワークショップでは、KPTを用いたふりかえり会でよくある問題に対応策として、「KPTAふりかえり会」というKPTAフレームワークを用いた会議ファシリテーションの方法を演習を通じて学びます。
Outline/Structure of the Workshop
- ここが変だよKPTふりかえり
- 「レトロスペクティブ」ってなんだっけ?
- 楽しいKPT、つらいKPT
- KPTAふりかえり会 ~ Relate ~ Repeat ~ Respect ~
- KPTAフレームワーク
- ふりかえり会で使える会議ファシリテーションのテクニック
- グラウンドルール
- 付箋紙+ホワイトボードマーカー
- ラウンドロビン
- 時を超える、KPTAふりかえり会
- アナログか? デジタルか?
- 「字が汚くて恥ずかしい、、、」ってありませんか?
- 「さらっと図や、絵を描きたい、、、」ってありませんか?
- 「あれはどこだっけ、いつだっけ、、、」ってありませんか?
Learning Outcome
- KPTAふりかえり会の進行方法
- KPTAふりかえり会を複数回行ない、そこで挙がった参加者の知見を蓄積する方法
Target Audience
チームメンバーの自己成長を支援して、チームを成長させたいと思っているスクラムマスター
Prerequisites for Attendees
- ふりかえり会(スプリントレトロスペクティブ)についての知識がある方。
- PC上でChromeが使える方。KPTAふりかえり会の進行をContinious KPTAというツールを用いて行います。このツールが動作する環境があることを前提とします。
schedule Submitted 10 months ago
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Yuichi Tsunematsu - スクラム開発におけるマネジメント、目標設定・フィードバック・評価
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Intermediate
あなたの組織はアジャイルな開発を志ざし、スクラム開発を取り入れ、素晴らしい結果を得ることができました! おめでとうございます!
全社共通の人事制度では3ヶ月ごとに個人目標を設定し、メンバーから360度フィードバックを集め、成果を評価します。半年ごとに成果に応じた賞与があり、昇進の機会もあります。上司からアジャイル開発の推進者として信頼されているあなたは「スクラム開発での目標設定・フィードバック・評価はどうしたら良いのか」と相談を受けました。プロダクトの成功にばかり集中していてそのことをすっかり失念していたのです。
スクラム開発では全員が一丸となり同じ目標を追います。・・・でも個人ごとの目標を決めるルールです。メンバーのキャリア・成長はどう導いていきましょう? 誰が何の貢献をしたのかどう評価しますか?
アジャイルな開発を長く続けるために、たまにはマネージャーの悩みを一緒に考えてみませんか?
※Scrum Fest Osaka採択後、福岡セッション枠の45分で話すことになったため情報を更新しています。
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Yuya Kazama - 日本の開発者・経営者に特に伝えるべきAgile Testingのエッセンス
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AgileやScrumにおいて、Agile Testingはあまり盛り上がっていない分野です。
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こんな風に思っている開発者も多いのではないでしょうか?
今回の新潟トラックのkeynoteでも講演したJanetとLisaによる書籍『Agile Testing Condensed』は、このような開発者や経営者に対してAgile Testingのエッセンスを紹介しています。
本講演では、Agile Testingの「Condensed=濃縮された」内容が書かれている書籍『Agile Testing Condensed』の中で、現在の日本の開発者に特に伝えるべきだと感じた内容を、この書籍の翻訳者本人である発表者が紹介していきます。
紹介の際には、日本ならでは事情や書籍に載っていない補足なども加えてお伝えする予定です。