ベトナムと日本,海を越えたアジャイル開発
今回はオフショア開発に限ったお話ではありません。
・チームメンバーと普段離れて仕事して状況が把握できない。
・ステークホルダーを巻き込みたい。
・組織にアジャイル開発を浸透させたい。
上記にお悩みの方にも参考になります。
私はアジャイルコーチとして約1年前からベトナムにある子会社(Techbase VietNam Company Limited)のアジャイル開発の導入支援をしています。
「チームは全員同じ場所で作業するのが良い!」アジャイル界隈に限らずよく耳にします。また、チームが頻繁にコミュニケーションし連動、連携するアジャイル開発はオフショアに不向きと言う声も聞こえてきます。
一方で日本でも新型コロナウイルス感染症の拡大がきっかけでテレワークが進み、やむをえず分散作業するスクラムチームを見ます。その結果、オフショアと似た課題を抱えているチームも少なくありません。
コロナで働き方が急激に変化しましたがベトナムのスクラムチームは変化に適応し持続可能なペースで活動できました。
なぜできたのか?
文化も言葉も違うベトナムと日本、両国のチームが目指した国境を超えたアジャイル開発、その裏にあるメンバーの思いや組織的な取り組みも含めてお話しいたします。
Outline/Structure of the Talk
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当時のベトナムと日本の状況
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アジャイル開発の導入
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ベトナムと日本、お互いの改善
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現在のアジャイル開発状況
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今後の取り組み
Learning Outcome
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テレワークにおけるスクラムの優位性を理解できます。
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組織へのアジャイル開発浸透方法が参考になります。
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ステークホルダーとの信頼関係の築き方を知れます。
Target Audience
リモート環境でのアジャイル開発を実践予定、または実践中の方
Prerequisites for Attendees
どなたでもご参加いただけます。
schedule Submitted 2 years ago
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Takamitsu Nakamura / Asumi Ametani - スクラムマスターをしながら、アジャイルコーチにはなれなかった話
Takamitsu NakamuraScrum Master/Agile CoachYahoo Japan CorprationAsumi AmetaniScrum Master / Agile Coach / EngineerYahoo Japan Corprationschedule 3 years ago
20 Mins
Talk
Intermediate
始めは1チームのスクラムマスターでした。
外部のアジャイルコーチについてもらい、学びながら、組織的なスクラムの浸透に関わるようになって、組織内でのコーチ業務もするようになっていきました。
気づいたら、スクラムマスターをしながらコーチ業務もするという状態になっていました。
・見るチームが多くて、どこもちゃんと見きれていない。
・コーチとしても動いているけど、スクラムマスターでもある状態で、優先するチームはどこなのか?
・専任スクラムマスターとして複数チームを見るのと、スクラムマスターとコーチを兼任することでは発生する難しさが違う。。
・コーチとしても動けるようになるには何を変えるべきなのか?
・スクラムマスターとコーチで必要な行動、マインドセットは違うのか?そんな直面した課題や、気づいたこと感じたこと学んだことをお話しします。