アジャイル開発に興味のあるみなさん、どうやって学んでますか?

XP 白本から始まったアジャイル開発。その後、たくさんの本が出版されてます。本に書いてあることは良さそうなんですが、実際にやろうとすると分からないことだらけだったりしませんか? スクラム開発をやってると思ってた自分のプロジェクトが "ミルクボーイがアジャイルを説明したら" のネタになっててハッとしたりしませんでしたか?

そんなアジャイル開発の入り口にいる人たちに向けて、私がどうやって学んできたのか? 学び続けているのか? XP 白本発売から 20 年の道のりをお話ししたいと思います。入り口から一歩進むきっかけにしていただければ幸いです。

 
 

Outline/Structure of the Talk

1. 結論

素朴理論重要。 "学ぶ" というより "遊ぶ" 習慣が大切です。小さく試してみることが生活の一部になっていることは、アジャイル開発の一部だと言ってもいいでしょう。仲間を見つけて一緒にやると、楽しさは倍増し、学びも早くなります。

もし、ホンモノに触れる機会があれば、ものすごく時短できます。ホンモノに触れるには、その機会が期待できるところに近づくように行動しましょう。

2. 私はどうやって学んだか?

  1. 2.1. XP 白本からペアプロを学んだ話
    • XP 白本を手に入れた当時、とても良い開発チームでした。早速ペアプロを試して、本に書かれている以上の知見が得られました。良いチームの有り難みを実感したエピソードをお話します。
  2. 会議の概念が根底から覆った話
    • 混沌としたプロジェクトで疲弊していたところへ、 Harada Kiro さんが現れました。わずか一時間の会議で彼がやったことは、とても衝撃的なものでした。どんな会議だったのかを軽くご紹介します。
  3. 魔法のようなプログラミングに出会った話し
    • 一応、テスト駆動開発をやってたつもりでしたが、本物の TDD は完全に別世界で、まるで魔法のようでした。どう違ったのかをお伝えしたいと思います。
  4. スクラムを叩き込まれた話
    • スクラム開発は、それまでの経験で培われた常識をアンラーンし、スクラムの考え方や習慣に入れ替える必要がありました。修行期間は、まるで映画 "ベスト・キッド" のようでした。その時の無理難題 (?) がどんなものだったのかをいくつかご紹介します。
  5. 新たな学びの始まり
    • スクラム開発を身につけたものの、活用できる場がありません。周りを巻き込み、スクラム開発をしようとしますが、なかなか思うように進みません。自分が実践できるだけでは足りず、まったく別の周囲を巻き込むスキルが必要なことに気付かされたエピソードになります。
  6. コミュニティ活動の話
    • 学び続けるために、そしてスクラム開発できる場所を増やすために、コミュニティ活動に力を入れてゆくことにしました。コミュニティで学ぶということについて、簡単に解説したいと思います。

まとめ

Learning Outcome

  • スクラム開発の学び方
  • 会議のやり方
  • コミュニティとの付き合い方

Target Audience

これからスクラムを始めたい人、本を読んでもうまく行かない人

schedule Submitted 1 month ago

Public Feedback

comment Suggest improvements to the Author
  • Kei Murabayashi
    By Kei Murabayashi  ~  4 weeks ago
    reply Reply
    • スクラム開発は、それまでの経験で培われた常識をアンラーンし、スクラムの考え方や習慣に入れ替える必要がありました。修行期間は、まるで映画 "ベスト・キッド" のようでした。

    こちら修行の具体的な内容は聞けるのでしょうか!

     
    • 徳冨 優一
      By 徳冨 優一  ~  3 weeks ago
      reply Reply

      もちろん、おもしろいエピソードをお話しします!

      (が伝わるように、プロポーザルを少し改定しました)


  • Fujihara Dai
    keyboard_arrow_down

    Fujihara Dai - アジャイルコーチの10年、スーパーアジャイルコーチの10年、ウルトラアジャイルコーチの10年

    45 Mins
    Keynote
    Advanced

    (あとでちゃんとかくかもしれない)

    2010年にフロリダで開催されたAgile conferenceに参加していらい、「よりアジャイルなチームを作るためには?」を考え続けてきたようにおもいます。僕の関心は常に「アジャイル開発」です。

    当初は企業内のアジャイルチームとして活動し、のちにアジャイルコーチと名乗るようになり、開発現場に立ったり、チームや組織開発を考えたり、「どうやったらもっとアジャイルになるか」を考え続けてきましたが、今もアジャイルコーチとして新しい現場に立つたびに、10年前と変わらず悩み続けています。

    10年の経験を得て、これまでにできてきたこと、まだできていないことをふりかえりながら、次の10年をスーパーアジャイルコーチとして現場を成功させ、その次の10年でウルトラアジャイルコーチとして過ごすために必要なことを考えるセッションです。

  • Yoh Nakamura
    keyboard_arrow_down

    Yoh Nakamura - チームの状況にあったいろいろなタイプのスクラムマスターの見つけ方

    20 Mins
    Talk
    Beginner

    「どういう人がスクラムマスターをやればいいんだろうか?」

    この質問はチームがScrumに取り組もうとした時によく出てくることの1つです
    Scrumにあるプロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者の3つの役割のうち、特にスクラムマスターはわかりにくいようで、この冒頭の質問が出てくるようです

    しかし、一方で、ScrumGuideには以下にあるようにスクラムが機能するにはとても重要な役割を果たします

    スクラムマスターは、スクラムガイドで定義されたスクラムを確立させることの結果に責任を 持つ。スクラムマスターは、スクラムチームと組織において、スクラムの理論とプラティクス を全員に理解してもらえるよう支援することで、その責任を果たす。

    では、どのような人がスクラムマスターに向いているのでしょうか?
    またプロダクト、チームや組織の状況によってどういうような人がスクラムマスターをするとより良いのでしょうか?

    このセッションでは、「どういう人がスクラムマスターをやればいいんだろうか?」という質問に、ギルドワークスの現場コーチとして70チーム以上(すべてにスクラムマスターがいたわけではありませんが)を支援してきた事例から自分なりの経験や考えをお話できればと思います

    よりよいスクラムマスターと出会える、見つける、なっていくヒントになれば幸いです

  • Yuichi Tsunematsu
    keyboard_arrow_down

    Yuichi Tsunematsu - "これから学ぶ" システム思考

    Yuichi Tsunematsu
    Yuichi Tsunematsu
    Manager
    Retty Inc.
    schedule 1 month ago
    Sold Out!
    20 Mins
    Talk
    Intermediate

    ふりかえりをして、改善案を考え、いろいろ手は打っているのに今ひとつ効果が感じられないことってありませんか? システム思考を使うと「ものごとの因果関係を整理し、テコ入れが効果的な箇所(レバレッジポイント)を見つけ、より根本的な問題解決を促す」ことができます。

    因果関係とは「開発者が増える→コード量が増える→開発スピードが上がる」というようなものです。他にも「コード量が増える→技術負債が増える→開発スピードが下がる」「開発者が増える→教育のため開発時間が減る→開発スピードが下がる」もあるでしょう。身の回りで起きている問題は事象はこのような複数の因果関係が組み合わさって起きており「開発スピードが上がらない」といった問題として認知されます。このような因果関係は図にまとめることで複数人で共有し、議論することで問題の真因に迫っていくことができます。便利そうですよね?

    しかしながらこのシステム思考、自分もきちんと勉強したことがなく、人にやり方・使い方を教えるのにも苦労をしています。Scrum Fest Osakaにプロポーザルを出してしまうことで締め切り効果の発揮を期待し、集中して学習・教育資料を作ってしまおうという企みです。"これから学ぶ"は私の現在の状態、そしてこのセッションでシステム思考を学ぶ皆さんの両方にかかっております。

    ※システム思考は広義と狭義のものがあるそうですが、本セッションでは狭義のものを扱います。

    システム思考 - Wikipedia

    このシステムダイナミクスの定性モデルをポピュラーにしたのが、ピーター・センゲの「The Fifth Discipline(ISBN 0385517254、邦訳『最強組織の法則』(徳間書店))で、同書は因果ループによるシステム思考をコアにしながら、ビジネスの組織と人間の行動、学習する組織について論じている。同書を契機にこの因果ループ図を活用したシステムダイナミクスの定性モデリング手法は、「システム思考」として広く利用されるようになった。

  • keiichiro kawano
    keyboard_arrow_down

    keiichiro kawano - ちょっとしたことから始めよう!協働により共同化を促してうまくいく!

    20 Mins
    Talk
    Intermediate

    みなさん、スクラムやってますか?
    「やってるけどうまくいかない」とか「やりたいけどやれてない」とか悩んでませんか?

    僕はアジャイルという言葉を知ってからおよそ10年、アジャイルを広めたいと社内で布教活動をしてきました。
    その中でうまくいったこともうまくいかなかったこともあり、そこから多くのことを学びました。

    スクラム/アジャイルをするには「Don't just do agile. Be agile.」自分たちのマインドを変えることが必要です。
    もちろんスクラムのセレモニーなど各要素がなぜ必要なのか?などしっかり学ぶ必要もあります。
    経験値の高いスクラムマスターやアジャイルコーチがいればしっかり支援してくれるでしょう。
    逆に、経験値の高いスクラムマスターやアジャイルコーチがいない場合はなかなか大変ですよね?

    アジャイルで大事なポイントはいくつかありますが
    その中でも『協働により共同化を促すこと』を意識することで不完全なスクラムでもうまくいくことができました。

    『共同化』とはスクラムの語源となった論文「新たな新製品開発競争(The New New Product Development Game)」の著者
    野中郁次郎さんが提唱されている SECI モデルという知識創造プロセスの一つです。

    経験値の高いスクラムマスターやアジャイルコーチはこの『共同化』をうまく促してくれます。
    でもちょっとしたことの積み重ねで僕たちにも『共同化』を促すことができます。
    その『ちょっとしたこと』が今回話す内容となります。

help