魅力的なモノ・コト創りのためのSE4BSのアジャイル体験

location_city Zoom schedule Sep 19th 03:00 - 04:40 PM JST place F hall people 3 Interested

討論リーダらは、DX時代のオープンイノベーションに役立つデザイン思考やビジネス・価値デザインからアジャイル開発、さらには堅実なソフトウェア製品・サービスの開発・保守の方法論までを系統立てた枠組みとしてSE4BS(Software Engineering for Business and Society)の構築を進めています [1][2]。SE4BSは、新しい時代がより良いものとなるよう社会やビジネスをデザインし、ソフトウェアシステムとして構築するための新たなエンジニアリング体系を目指しているため、製品やサービスに対して「人が感じる魅力」という人の感性領域にまでデザインしていきます。つまり「魅力創造から継続的構築までの一連の体系」を実現するものなのです。 

本セッションでは、SE4BSの全体的な説明に加えて、DX時代のアジャイル開発における活用や有用性の解説、ならびに、価値デザインや価値分析のワークショップを通じてSE4BSに基づく魅力的なモノ・コト創造を体験いただきます。

[1] DX時代の新たなソフトウェア工学(Software Engineering for Business and Society: SE4BS)に向けた枠組みと価値駆動プロセスの提案 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=203488&item_no=1&page_id=13&block_id=8

[2] セミナー: 社会やビジネスに新たな価値を生み出すソフトウェア工学(SE4BS)https://bpstudy.connpass.com/event/178517/presentation/

[3] XP祭り2019:ビジネスと社会のためのソフトウェア工学に向けて – 未来のソフトウェアエンジニアリングを探るワークショップ – http://xpjug.com/xp2019-session-f6/

■討論リーダ

鷲崎弘宜 (早稲田大学 / 国立情報学研究所 / システム情報 / エクスモーション)、萩本順三 (匠BusinessPlace)、谷口真也(セイコーエプソン)、関満徳 (グロース・アーキテクチャ&チームス)、濱井和夫(NTTコムウェア/IIBA日本支部)

 
 

Outline/Structure of the Workshop

15:00-15:10 SE4BS 説明(10分)

SE4BSの全体をご説明供します。

15:10-16:30 ワークショップ(80分)
「アフターコロナ飲食サービス」のサンプルモデルを使って、SE4BSの体系に従ってモデルを作成してもらう。下記の未完の部分を皆で作成します。

1.ステークホルダーモデル 完成 説明のみ
2.価値デザインモデル   未完 コンセプトの部分演習
  20分
3.価値分析モデル     未完 価値記述  部分演習
  20分
4.要求分析ツリー     完成 説明のみ
  20分
5.ユーザストーリー    未完 演習    部分演習
  説明 2分
6.概念モデル       未完 演習     説明 2分

7.ディスカッション
  16分

16:30- まとめおよびアジャイル開発との関係について議論 10分(+滞在可能な方は加えて最大延長10分)

ワークショップ結果を振り返りつつ、DX時代のアジャイル開発におけるSE4BSの活用や有効性について議論し、まとめます。

Learning Outcome

本ワークショップでは、昨年 [3] から引き続きSE4BSの概要を紹介し、「アフターコロナ飲食サービス」を題材にしたサンプルモデルを使って、未来志向でモノ・コト創造からユーザストーリーマッピングや概念モデルに至る流れを体験できます。 加えて、体験結果を踏まえてDX時代のアジャイル開発の姿を議論します。

Target Audience

everyone

schedule Submitted 2 years ago
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