狙いはボトルネックだ。小さい課題には目もくれるな!〜タウンワークWEBチームの改善の軌跡〜
改善したいこと、たくさんありますよね?
でもいっぺんには解決できませんよね? どこから手をつけますか?
このセッションでは、我々タウンワークのWEBグロースハックチームが数年間戦ってきた課題とその対応についてご紹介します。
我々の気づいたボトルネック解決策と取り組み
- 技術的内容
- フロントエンドの手戻りが多くて開発速度が上がらない!
- 破綻したjsのリアーキ
- スピードをアップさせてSEOパワーを担保せよ
- GSU対応
- CDN導入
- CWV指標改善
- フロントエンドの手戻りが多くて開発速度が上がらない!
- プロセス的改善
- チームの分断で個別最適化!?
- 企画・開発の一体化
- もっと機敏に動き舞わないかなぁ
- 朝会2.0
- メンバー育成によるボトルネックの改善
- 成果物リレーボトルネック改善
- 知識の属人化改善
- ボトルネックが検証に?
- ABテストの稼働率モニタリングと、それに他のプロセスを従属させる
- チームの分断で個別最適化!?
Outline/Structure of the Talk
Abstractに記載した通り、下記のような技術的・プロセス的トピックを扱います。
- 技術的内容
- 破綻したjsのリアーキ
- GSU対応
- CDN導入
- CWV指標改善
- プロセス的改善
- 企画・開発の一体化
- 各種会議体の内容改善
- ABテストの稼働率モニタリングと、それに他のプロセスを従属させる
また、内容としては、下記のスライドで紹介したチームの後日談になります。
- https://speakerdeck.com/poohsunny/devsumi2018
Learning Outcome
1. 課題の優先順位づけ
日々の開発で課題が山積していて、どのような順序で解決していけばわからないと言ったような状況であれば、本事例からどのように優先順位づけを学べます。
2. WEBプロダクト改善の取り組み
本事例で取り組んだ内容は、一般的なWEB開発で遭遇する問題で、同様の課題に取り組んでいる方も大勢いらっしゃると思います。そういった方の参考にしていただけます。
Target Audience
玉石混交の課題にどのように対応していくかを悩んでいる開発リーダーやマネージャー、あるいは日々に悩んでいる開発メンバー
Prerequisites for Attendees
前提知識は特に必要ではありません。
Links
これらに関連する事例発表も過去実施しており、それらをご一読いただいていると、より全体像がわかりやすくなるのでオススメします。
- ベースとなる考え方の話:フロー効率性とリソース効率性について
- このチームを取り巻く環境の話:大規模レガシー環境に立ち向かう有機的な開発フォーメーション
- このチームのそれまでの取り組みの話:タウンワークをドライブさせるためになんちゃってアジャイルをやめた話
また、個々の取り組みの中には既に事例発表したものもあり、そちらも参照いただけると技術的トピックについての内容イメージも湧きやすいかと思います。
schedule Submitted 11 months ago
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kyon _mm - XPの幾何学的構造
45 Mins
Talk
Beginner
XPの書籍を読んだことはあるし、各種プラクティスをやったことはあるけど。っていう人間がXPを理解しようとつとめてわかったことを発表しようとおもいます。クリストファーアレグザンダー著のNature Of Orderからヒントを得て、XPをアレグザンダー的にひもといてみるという試みです。わたしがXPからどのような影響をうけているのかもわかってきました。
XPという「社会変革ムーブメント」における「生命構造」を「15の幾何学的特性」と共に理解し、XPの価値、原則、パタンの構造やプロセスの美しさを見ていきます。そうして私が感じたXPをより発展させたいがための私としてのアイディアを提案させていただきます。
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Fujihara Dai - アジャイルテスティングが倒せない
45 Mins
Talk
Advanced
10年ぐらいアジャイルコーチを経験してきて、営業とマーケ > PO > 開発 > テスト > リリース > CSやCX とプロセスを一通り経験してある程度、改善を進められるようになったのですが、アジャイルテスティングがなかなか倒せません!(現在約5年目に突入)
よって、ちょっと心を落ち着けて、倒せない敵がどういったものなのかを考えるセッションです。
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Mori Yuya - 「問題ばかり! なのに問題解決なんも分からん!」 仕組みと働きでまるっと分かる問題解決!
45 Mins
Talk
Advanced
「問題ばかり! なのに問題解決なんも分からん!」
そんな問題解決に悩んでいる人に向けたセッションです。
早い話が
・問題と解決策の解像度が高まる
・何をすれば解決に近づくのかわかるたとえばこうなります。
「ああ、インセプションデッキってこういうことだったのか!」----
「あっちもこっちも問題ばかり!」
日々の中で様々な問題に出会います。解ける問題、解けない問題、自分に関係あるのか分からない問題などなどです。
・学生時代の計算問題
・仕事の様々な品質、納期、コストの問題
・解けるのか途方に暮れそうな地球温暖化問題問題に囲まれて毎日を過ごしていますが、問題と解決について教えられた記憶はありません。なんとかやりくりしています。しかし、他の人を見てみると問題が解けず大変な思いをしている人もいれば、難問もすいすいと解いてしまう人もいます。年齢を重ねるにつれて、この差は大きくなる一方に感じます。この違いはいったいどこからくるのか疑問でした。
これまでの20年間、問題と問題解決に取り憑かれ、手当たり次第試してきました。今回の発表では、問題と解決の仕組みと働きを解説し、今までより問題解決がスムーズにする方法を紹介します。
目次
・問題ってなんだろう?
・問題の仕組みと働き
・問題空間
・解決はどう進む?
・状態と過程の連続変換
・難易度は何で決まる?
・問題はどのくらい明らか?
・試行錯誤では何が起きているの?
・状況はどれくらい安定している?
・どれくらい解決したい?
・前進のしるし(シグナル)を見極められる?
・思い込むと解けなくなる?
・分解すると優しくなる?
・行き詰まると人はどう反応する?
・組織の問題はなぜ複雑?
・問題を解決しよう
・マップ
・問題をお兄さん/お姉さんと解決しよう関連
『シン・仮説検証 70,000枚の付箋で分かった仮説検証のエッセンス』
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15388/70000参考文献
『問題解決のアート』 ラッセル・エイコフ
『システムの科学』 ハーバート・サイモン
『オーガニゼーションズ』 ハーバート・サイモン
『禅とオートバイ修理技術』 ロバート・パーシグ
『RANGE』 デイビッド・エプスタイン
『テクノロジーの世界経済史』カール・フレイ
『The Goal2』 エリヤフ・ゴールドラット
『教養としての認知科学』 鈴木宏昭 -
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Yasunobu Kawaguchi / Furuta Kazuyoshi / Shinya Ogasawara - ペア/モブで行われる人間の理解について 建設的相互作用の論文 (通称「ボビンの論文」) を読みながら考える
Yasunobu KawaguchiAgile CoachAgilergo ConsultingFuruta KazuyoshiUsability Researcher (Freelance)Do-guganShinya OgasawaraManagerRakuten Group, Inc.schedule 1 year ago
45 Mins
Talk
Beginner
XP祭り初のビブリオバトルで川鯉さんが優勝した『教育心理学概論』という書籍があるのはご存じかなと思います。この書籍を書いた三宅なほみ先生は1986年に発表した博士論文"Constructive interaction and the Iterative Process of Understanding" (通称「ボビンの論文」) で、ペア作業の観察を通じて、理解というものはなにか?複雑な問題をペア作業によってどのように進めていくのか?に迫りました。「建設的相互作用」を提案した論文として多くの影響を与えているそうです。
スクラムの源流が80年代の製造業のプロダクト開発を観察した1986年の論文 "The New New Product Development Game" にあることはもちろんご存じですよね。この論文については、スクフェス大阪で読みました。https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15403/the-new-new-product-development-game2つの日本人による論文が同年に出ていることは全くの偶然ですが、異なるアプローチで人間の協調作業に迫っていることが興味深いです。
本セッションでは、「ボビンの論文」を機械翻訳をかけながら読むことを通じて、理解とは何か、ペア作業の効果に関する新しい視点を得ることを目標にしたいと思います。また、普段モブプロをやられている方や、ファシリテーションに取り組まれている方にとって、人間の意識がどうなっているかがわからないのは悩みのタネであろうと思います。そうした方にも気づきがあるのではないかと思います。事前の準備は不要ですのでさらっと来ていただければと思います。
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Hiroki Hachisuka / Ken Takayanagi - 「ビジョン」を生み出すときに使える!センタリングプロセス体験ワークショップ
Hiroki Hachisukaparallel PdM-Ken Takayanagidialogue facilitatordialogue designschedule 1 year ago
100 Mins
Workshop
Advanced
私たちが事業や自分の会社や組織の働き方を主体性を持ったチームに変えていく「ビジョン」を発想する時には「あたりまえを疑うこと」つまり、"特異点を見出すための周囲との比較"を行なっていると言えます。これは、アレグザンダー氏の提唱する「センタリングプロセス」と捉えることができます。
また、「あの「ビジョン」はピンとこない」「ビジョナリーな組織だ!」という言葉を耳にすることもありますが、言い換えると「センタリングプロセス」が身についているか否かとも言えるかもしれません。
この「センタリングプロセス」は「ネイチャー・オブ・オーダー」などに登場する"15の幾何学的特性"とも相互作用しており、その一部と全部を活用することが、「センタリングプロセス」を実践する一助になります。
今回は、「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」を用いて、アレグザンダーとともに数々のプロジェクトで活動した中埜博先生と「センタリングプロセスのを用いたビジョンづくり」をテーマに中埜博先生とワークショップ形式で深掘りしていきます。
【参考:XPとアレグザンダー氏】
XP最初のプロジェクトは当時Chrysler社で行われたC3プロジェクトというレガシーシステムのリプレイスプロジェクトでした。この時の中心人物の一人がケントベック氏です。
彼がXPの着想を得たのはオレゴン大学在学中に出会ったアレグザンダー氏の提唱する「パタン・ランゲージ」だと言われています。この「パタン・ランゲージ」の発表以後もアレグザンダーは「ネイチャー・オブ・オーダー」などに登場する"15の幾何学的特性"、"センター"、"全体性"と言う表現によってその理論をアップデートしています。
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Tomonari Nakamura ( ikikko ) / Daisuke Kasuya - 2人のスクラムマスターが、新しい現場に飛び込んでみたときのお話
Tomonari Nakamura ( ikikko )Scrum masterCREATIONLINE, INC.Daisuke KasuyaEngineering ManagerChatwork Co., Ltd.schedule 1 year ago
45 Mins
Talk
Intermediate
2021年5月、希望を胸に新しい職場・現場に飛び込んでいった、2人のスクラムマスターがいました。
新しい環境に飛び込むことは、ただでさえ難しいもの。その上、コロナ禍の状況では、オンサイトで集まって対面で話すことも困難で、実際に2人ともに面接から入社まで一度も出社していません。また、エンジニアでの参画とは異なり、スクラムマスターという立場では目に見える成果やわかりやすいタスクを定義しづらいというのも難しいところです。
このセッションでは、新しい現場に飛び込んだ2人のスクラムマスターが、悪戦苦闘しながら日々考えていることや取り組んできた実践談をお話します。セッションの後半ではQ&Aタイムを設けようと思っていますので、参加者のみなさんも交えて一緒にディスカッションしてみましょう。
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Tadahiro Yasuda - 宣言駆動型チャレンジ 〜XP2021登壇に挑戦した話〜
45 Mins
Talk
Beginner
2021年6月14日〜18日に開催されたアジャイルアライアンス主催のグローバルイベント XP2021(https://www.agilealliance.org/xp2021/)
英語が苦手で、海外ベンダーとのミーティングに出席するのを躊躇するレベルだった私が、このXP2021に登壇してきました。
このきっかけとなったのは、2021年年始一回目の全社イベント「Weekly朝会」でみんなの前で私個人の今年の目標を宣言したことが始まりでした。
「2021年 安田が実現したいこと:海外のイベントで英語で講演する」
正直なところ、以前は人前で話をするのも苦手で、イベントなどで講演するのも避けてました。そんな私が一念発起し、RSGT2020にプロポーザルが採択され登壇しました。この講演が良い反響を得てたのがきっかけでデブサミ2020に登壇することになり、なんとベストスピーカー賞を受賞しました。これらのチャレンジが多くの方々との出会いを生んでくれました。またこの私の発表内容を聴いて「一緒に働きたい」とクリエーションラインにジョインしてくれる方々が現れたり、「一緒にプロジェクトを進めたい」と新たな仕事のきっかけにもなりました。
・このような多くのきっかけとなるようなチャレンジをしていきたい
・失敗するかもしれないがチャレンジしている姿をメンバーのみんなにも見てもらいメンバーのみんなが「僕も(私も)なんかチャレンジしてみよう!」という思うきっかけになってほしい
などなど、色々な想いが、年始のチャレンジ宣言につながりました。
宣言をしたものの、そこからが色々と苦労しました。
どのイベントにチャレンジするのか?そもそも英語が苦手なのに登壇なんかできるのか?講演するって何を講演するのか?
というレベルのところからのスタートでした。
結果的には、この経験はとても素晴らしいものとなりました。
XP2021で講演した題目は「Joy, Inc. in Japan! How I Built a Joy Dojo in the Land Where Kaizen was Born」でした。
私のロールモデルでもある書籍「Joy,Inc.」の著者Richard Sheridanさん。
彼が創業したMenlo Innovationsでは創業時からXPを実践しています。Richard Sheridanさんの講演や書籍「Joy,Inc.」からインスパイアされた私たちがどのように変化してきたのか、どのような成果が得られたのかという話をしてきました。
(当日、実際の講演動画を一部ご紹介する予定です。)
参加された方からも多くの反響をいただき「Super interesting」などのありがたいコメントもいただきました。
この私のチャレンジした話を通じて、チャレンジすることの素晴らしさを少しでも感じていただき、イベント登壇や新しいプロジェクトへの参入やジョブチェンジなどみなさんの人生の幅を広げるきっかけになればという想いを込めてお話したいと思っています。 -
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Takahiro Kaneyama / ksm xxxxxx / Hiromi tsuuuuu / Saito Norihiko - 「DesignとScrumがなかよくする会」出張版スペシャル
Takahiro Kaneyamaスクラムマスター、PMO野村総合研究所ksm xxxxxxDesigneranonymousHiromi tsuuuuuUX DesignernoneSaito NorihikoAgile CoachGrowth Architectures & Teams, Inc.schedule 11 months ago
45 Mins
Talk
Beginner
出張版スクラムとデザインが仲良くする会
「デザインとスクラムがなかよくする会」は、スクラムについて興味のあるデザイナーやスクラムチームに参加しているデザイナー、スクラムチームでデザイナーと一緒に働くエンジニアやプロダクトオーナー、スクラムマスターの方が、日々の活動の中で抱えている課題や疑問、共有したい知見などをゆる〜く集まって雑談や相談ができる場所を目指して運営しているコミュニティです。
今回は、そんなコミュニティで普段、話をしていることを出張版としてパネルディスカッション形式でお送りします。
「デザイナーはスクラムの輪に入れない?」
「いやいや、同じ物作っているじゃん?」
「エンジニアもUIのこと考えてみては?」
「ユーザビリティvsデリバリーの対立ってあるよね?」
そんな話を普段から話をしている我々の様子を垣間見てもらうとともに、一緒にスクラムとデザインについて考えてみませんか?
「でも、カレーは正義」
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Aiz ack - モブ読書でアジャイルの原典を探る〜IPAによるアジャイル開発宣言の解説書を音読して読み解いてみよう〜
45 Mins
Workshop
Beginner
アジャイルの原典である「アジャイルソフトウェア開発宣言」を深く理解するためにIPAが作成している「アジャイルソフトウェア開発宣言の読み解き方」を音読してみようと思います。
この資料は、日本の企業の文脈でアジャイルを実践していくための最適な資料になっていると一度読んでみて感じました。きっとアジャイル実践者の皆さんならこの文献をよむことで様々なことを感じることができるはずです。
音読の方法は、参加者全員で1つの文献を持ち回りで音読する「モブ読書」で行います。
※ちなみに、こちらは自身が所属しているDiscordサーバで行ったイベントの再演です。 -
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Yuta Yasugahira / Sho Kurogi - 会読のススメ〜XP会読会から学んだこと〜
20 Mins
Talk
Beginner
XP祭り2020の運営に携わったことをきっかけに、XP会読会という小さな読書会を立ち上げて、
XP白本(第2版)を参加者と一緒に読みました。
この発表では、会読という読書会のスタイルを紹介するとともに、
XP会読会を通してXP白本(第2版)から得た学びを共有します。 -
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Takahiro Kaneyama - オリジナルふりかえりを作ろう!
45 Mins
Workshop
Advanced
みなさん、ふりかえりやっていますか?
- KPTやYWT、Fun Done Learnといったよく知られている手法を使っている人
- Random Retrospectives などを使って様々な手法を取り入れている人
- ふりかえりカタログ から気になる手法を選んで使っている人
そんなふりかえり上級者のみなさん、そろそろこんなことを考えたりしませんか?
「そろそろ、自分でふりかえりを作ってみたいな」
そんな人たちに向けて今回は、ふりかえり作りのワークショップを行います。
このワークショップでは、テーマ(自分の好きなもの、その日のイベントなど)から着想を得て、オリジナルのふりかえりを作る体験をしていただきます。
ふりかえりを自分たちで生み出すことによって、愛着が湧きいきいきとふりかえりができるようになるでしょう
ぜひ、一緒に新しいふりかえりが生まれる瞬間を体験しませんか?