両方読んでみてわかった!XP初版と2版からの学び

location_city Online schedule Oct 1st 02:25 - 02:45 PM JST place E Track people 5 Interested

私たちはXP会読会という小さな読書会のメンバーです。

これまでXP白本の初版と2版を読み、各版の内容や改訂に関する疑問、そして著者のケントベックが伝えたかった想いについて議論をしてきました。

そしてこうした活動を通して、自分にはない視点で本を味わったり、メンバーみんなの理解を一段階深めることができました。

そこで本セッションでは、自分たちの議論を参加者にシェアした上で、参加者と共にXP白本について語り合います。

XP白本の発売から時が流れて社会の状況も大きく様変わりした今、改めてみんなでXP白本を読み返すことで、学びを深めるセッションにしたいです。

 
 

Outline/Structure of the Talk

XP会読会メンバでXP白本を読んで議論した内容のシェアする

Learning Outcome

XP会読会メンバーがXP白本初版、2版を読んで得た学びの一端

Target Audience

XP白本(初版または2版)を読んだことがある方・XP白本に興味がある方

schedule Submitted 1 year ago

  • Takeshi Kakeda
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    Takeshi Kakeda - XPの旅 〜 そして全体性へ

    Takeshi Kakeda
    Takeshi Kakeda
    Owner
    Zensow
    schedule 1 year ago
    Sold Out!
    90 Mins
    Keynote
    Intermediate

    1000

    概要

    自らを「忘れられたXPer」と称し、20年にわたり様々な領域に知見を広げ体験してきた。その歩みは同時に日本のアジャイルの始まりと普及への歩みでもあった。著者の身体に強く深く刻まれたアジャイル黎明期の体験、出会った人たち、そして優れた師友の回想をまじえながら、その体験的実験的踏査を克明かつ情熱的に綴る。KKDワールドをはぐくんだ全体性探求の旅の記録。

    もう少し詳しい概要

    私がXPに出会って20年以上が経ちました。XPから始まった旅は、よりよいソフトウェアを開発したいい、という個人的な望みからはじまって、多くの仲間とともに、日本全体に「これまでになかった新しい変化を生み出し広げていく」という稀有な体験を私にもたらしてくれました。

    本講演の前半は、昨年のXP祭りで発表した『忘れられたXPer』をベースにしています。私とXPとの出会い、コミュニティへの参加、日本にXP、スクラムが紹介され、アジャイルという言葉が生まれ、少しづつ日本に普及していく20年間の様々な体験をしました。2022年の今に繋がる日本のアジャイル普及の物語、新しいアイデアが広がっていく様子を、私の体験・視点から語ります。

    そして、後半はそれらの「XPの旅」を通じてたどり着いた、最後の謎である全体性について目を向けます。なぜアジャイルは広まったのか、今後はどうなるのか、その鍵となるのは全体性というキーワードだと考えています。XPの旅が、どのようにして全体性に結びつくのか、全体性とはなにか、全体性を育むにはどうすればいいのか、それらについて今の私の考えを皆さんと分かち合います。

    インスパイアされた本

    宮本常一『民俗学の旅

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  • Tsutomu Yasui
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    Tsutomu Yasui - ボードゲーム「チームで勝て!(仮称)」

    Tsutomu Yasui
    Tsutomu Yasui
    Consultant
    self-employed
    schedule 1 year ago
    Sold Out!
    100 Mins
    Workshop
    Intermediate

    チームが一致団結して開発する日々の様子を、メンバーの立場から体験できるボードゲームを作りました(作っています)。以下のような和やかなやり取りをしながら進めるゲームです(予定です)。

    「ちょっとこのタスク誰がやるのよ」
    「いまリファクタリングしとかないとヤバ…」
    「依頼してよかったですよ、ありがとうございます。次のも楽勝ですよね?」
    「品質に問題があります」
    「これできる人いたっけ?」
    「グロース!!」
    「おれiOSしかやりたくないなあ」
    「楽しく仕事しましょうね、楽しくね」

    4人1グループで、90分~2時間くらいかけて遊ぶゲームになりそうです。ゲーム自体はasobannというオンラインのボードゲームサービスを利用して遊ぶ予定です。

    各プレイヤーは、開発チームのメンバーとして、自分のスキルを表す手札を持っています。ボード上にはタスクカードが並んでおり、自分のスキルでこなせるタスクを選び案件として実施すると、開発が進みます。開発を進めるとチームは3種類の報酬を得ます。

    • Growth - プロダクトや会社の成長と売上増
    • Impact - ユーザーや社会に対する貢献
    • Productivity - プロセス改善やリファクタリングによる作業効率化

    メンバーは一人ひとり異なった「勝利条件」を持っています。あるメンバーはひたすら成長にコミットしており、別のメンバーは自分のスキルにしか興味がなく、また別のメンバーはプロダクトがバランスよく成長しながら社会に貢献することをモチベーションにしている。自分の勝利条件に近づくようにタスクを選んで案件を実施ししましょう。

    しかし1人でできる仕事は僅かです。スポンサーの要求はどんどん高まっていき、チームが協力して開発しなくてはクビになってしまいます。チームとして案件を成功させながら、いかにして個々人の勝利条件を追求するのか。チームとしてのコミュニケーション、作戦、そして駆け引きがこのゲームの醍醐味です(予定)。

     

  • Kazuki Mori
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    Kazuki Mori / Takahiro Kaneyama - XR(エクストリームレトロスペクティブ)祭り2022

    45 Mins
    Talk
    Advanced

    このセッションでは、とにかくたくさんの「ふりかえりのやり方」を紹介します。

    目安は1手法1分。「こんな手法もあるのか!」「こんなやり方でもOKなのか!」「これもふりかえりなの!?」という新たな発見や気づきにつながるかもしれません。

    少なくとも、既存のふりかえりの枠組みを破壊するきっかけになることでしょう。

    ここ2年ほど、私たちのチーム「オキザリス」では、毎週異なる手法で、かつその場で適当に生み出した手法を使いながら、100回以上ふりかえりを行なってきました。スプリントは3400回を超え、その都度小さなふりかえりをしています。

    そんなエクストリームなチームが普段から行なっているふりかえりの内容を赤裸々に公開します。

  • Yuta Yasugahira
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    Yuta Yasugahira / FUJITA kazuhiro / Sho Kurogi / Takashi WADA / Takayuki FUJITA - 古くて新しい本の読み方"会読"を体験しよう!XP会読会 出張版 in XP祭り2022

    45 Mins
    Workshop
    Beginner

    私たちはXP会読会という小さな読書会のメンバーです。

    隔週日曜の夜に、XPの書籍やパターンの書籍などを10名前後で音読して、その後書籍の内容について議論しています。

    私たちはこの"会読"という本の読み方が大好きです。
    事前準備が不要なので気軽に開催でき、他のメンバと会話することで書籍の理解が深まるからです。

    本ワークショップでは、登壇社と参加者で一緒に会読をして、会読の手軽さ・楽しさを体験していただきます。
    きっとこの体験を通じて、参加者の読書方法の手札の1つに会読を加えてもらえることでしょう(^^)

    今回はXP祭り2022への出張版ということで、XP白本2版(オーム社)を会読します。
    お手元に用意の上参加ください。

    出入り自由です。

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  • Tatsuya Sato
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    Tatsuya Sato - これが私のXP 〜 eXtreme Punning 〜 変化をウケろ

    Tatsuya Sato
    Tatsuya Sato
    Software Developer
    Hololab
    schedule 1 year ago
    Sold Out!
    20 Mins
    Talk
    Beginner

    XPとは何でしょうか?エクストリームプログラミング第2版によれば

    エクストリームプログラミング(XP)はソーシャルチェンジである。

    と、この本でケント・ベックはそうおっしゃるのです。

    というように、真面目な話にそっとクスリとくるようなことを添えることを生業のようにしている者です。このセッションでは、どのようにしてこういったことを生み出しているのかについて話をします。

    えっ?くすぴとも来ない?

    そうです、こういったことを生み出す技術について、ご紹介します。

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