心・技・態 -LINEにおける改善の真実-
LINEがDevOps・CI/CD・テスト自動化などの施策をなぜ推進しているのかを、
心(組織文化)・技(技術)・態(ビジネス指向)の3つの観点から、
具体的なプラクティス・事例と共に紹介します。
特にLINE初のSET(Software Engineer in Test)の立場から、
LINEがどのような取り組みを行っているのかを「見える化」します。
皆様の「Kaizen」のヒントになれば幸いです。
Outline/Structure of the Talk
1. 心:組織文化
- 失敗を許容する文化
- 3つのKPI(売上・利益・従業員満足度)
- 成果物で会話する
2. 技:技術
- 心理的安全性を仕組みとして「作り込む」
- テストでシステムを学ぶ
- シンプルにみんなを喜ばせる
3. 態度:ビジネス指向
- 課題発見と言語化
- インパクトを与える
- ソリューションリーダー
Learning Outcome
- LINEにおけるDevOps・CI/CD・テスト自動化の、具体的な実践例を知ることができる。
- 技術以外の要素も考慮に入れた改善を、自力で考え実践できるようになる。
- プロセス改善をリードする方法を知ることができる。
Target Audience
DevOps・CI/CD・テスト自動化に興味があり、自社におけるプロセス改善をリードしようと考えている人。
Prerequisites for Attendees
- (必須)DevOps・CI/CD・テスト自動化に興味のある人。
- (推奨)DevOps・CI/CD・テスト自動化の実務経験をお持ちの人。
- (推奨)スクラム・XP・リーンなどの、アジャイルの実務経験を1-3年程度お持ちの人。
Links
Agile2014に投稿して採択された論文です。
自動化技術基盤が、アジャイルな組織文化を構築するためのキーとなる可能性を持つことについてまとめたものです。また、私がLINEでのSETとしての活動の根拠としている考え方でもあります