
aki matsuno
Specialises In
アジャイル開発/スクラム/受託開発/CSM/Java/ソフトウェアテスト
に興味があり、コミュニティ活動やカンファレンスを中心に学びつつ、現場で実践しています。
仕事では、主に証券会社のトレーダーや機関投資家向けのシステム構築、コンサルタントをしています。
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改めて考える不確実性との向き合い方〜金融領域を中心に〜
45 Mins
Talk
Intermediate
多くの書籍やサイトで、アジャイル開発やスクラムは不確実性が高い領域へのアプローチとして有効だとされています。
例えば、More Effective Agileでは以下のように言及されています。> プロジェクトに関して不確実性が高ければ高いほど、煩雑系(シーケンシャル)のアプローチよりも複雑系(アジャイル)のアプローチのほうが有利になる。
「More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標」 Steve McConnellしかし、不確実性という単語にはマイナスイメージが強いためか、不確実性との付き合い方に失敗してしまう場面も見受けられます。自分が見たり経験してきた具体的なものだと、以下のような場面が挙げられます。
- 不確実性は減らせば減らすほど良いものだと解釈してしまい、なかなかはじめの一歩が踏み出せなくなってしまう
- 制御可能な事象や一方的な要求が不確実性という言葉で包まれてしまう
- 「不確実性が高い領域だったので失敗したのは仕方がない」と、うまくいかなかった理由として短絡的に結びつけられてしまう
本セッションでは、金融領域や数学の領域を中心に据えながら、様々な視点から不確実性とは何かを探っていくことで、不確実性という言葉に対する理解を深めると共に、不確実性とはどのように付き合っていくことができるのかや、不確実性をどのように活用していくと良いのか...を考えていきます。
具体的には、以下のような視点が登場する予定です。- モンテカルロシュミレーション(金融領域で意図的に入れ込む不確実性)
- マクロ経済学
- カオス理論
スクラムを実践していくにあたって、不確実性をどのように捉え、どのように不確実性に向かい合っていくのかを考える一助になれば幸いです。
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45 Mins
Talk
Beginner
2021年にブログを始めてから、500日以上毎日記事を書き続けてきました。
ブログを500日以上毎日書き続けて思ったことや、500日間継続できた理由についてふりかえり、整理した結果を話してみようと思います。
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読書に悩むあなたに贈る50の読書方法カタログ
90 Mins
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Beginner
何かを学びたいと思った時の方法の一つとして、「読書」があると思います。
集約された賢人の知恵をもらうことが数千円の投資でできる読書は、物事を学ぶのに非常に投資対効果の高い方法であるはずです。しかし、現実を見てみると、読書が思うようなペースで進められなかったり、読みたかったはずの本なのに読んでいる途中で苦しくなって挫折したり、読んだのに何も行動変容が起きなかったりと、読書を通して自分が思っているような姿になれず、悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
本プレゼンテーションでは、ここ1年半で316冊の本を読む過程で自分が行ってきた、試行錯誤の結果(153個の読書方法を実践)の中から50個をピックアップして紹介する(※)ことで、読書の仕方に悩まれている方の一助になることを目指していこうと思います。
※ハイピッチで50個の読書方法を紹介しきるか、参加者の皆さんが気になる読書方法を幾つかピックアップしてゆっくり紹介するかは、当日に参加者の皆さんにアンケートを取って決めたいと考えています。
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テストが嫌いでIT業界を離れるはずだったのに〜テスト嫌いが現場で品質改善を実践するまでの物語〜
20 Mins
Talk
Beginner
2018年10月、IT業界を離れる決意をした自分は退職願いを会社に出しました。その大きな理由の一つが毎日仕事でやっていたテストでした。
すんでのところで会社に留まる決断をした自分ですが、テストとは距離を置き続けました。月日が経ち、自分はアジャイルを通してテストにもう一度向き合う覚悟を決めました。Agile testing condensedを読み進める所からスタートした自分は、テストに対する意識が少しずつ変わると共に、テスト関連書籍やコミュニティなど、素敵な繋がりが生まれました。
こうした繋がりは新たな繋がりを生み、現場での成果も少しずつ出るようになっていきました。本プレゼンでは、テストが大嫌いだった自分がどのような過程を踏んでテストに対する距離を縮めて品質に興味を持ち、現場にどう適用をしていったのかをお話したいと思います。
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金融×Dev×Ops~5年間DevOpsを実践してきたチームの体験記~
20 Mins
Talk
Beginner
ミッションクリティカルな性質を持った顧客業務に対応するために、DevOpsを実践したシステム開発を金融領域で5年間行ってきました。
1秒の処理遅延が数億の損失に直結し得るシステムにおいてDevOpsを実践することで、多数の困難に直面することになりましたが、貴重な経験が多数得られ、DevOpsの意義も実感することができました。本セッションでは、実際にDevOpsを5年間実践しているチームの話や5年間実践してきて得られた経験をお話することで、金融領域においてDevOpsを実践することで得られる意義や、DevOpsを実践しているが故に発生した苦難をはじめとした日常業務のリアルをそのままお伝えします。
また、セッション後半では、DevOpsを継続的に実践していくにあたって個人的に重要だと感じた点についてもお話できればと思っています。 -
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Retrospectiveの原点から考えるふりかえりの意義とコツ
45 Mins
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Intermediate
どんな道をだどったにせよ、当時の知識・技術・能力・利用可能なリソース・状況の中で、みんなができる限り最高の仕事をしたはずです。それを心から信じます
Norm Kerthの最優先指令は、誕生してから21年が経った今なお定期的に取り上げれれる台詞であり、ふりかえり手法の一つにもなっています。
自分自身も非常に強く共感している台詞の一つであり、定期的に思い返し、Retrospectiveを実施する際は勿論、仕事をチームで進める上で意識し続けています。本セッションでは、この台詞が登場した、Retrospectiveの原点と言えるProject Retrospectivesの本を読み解きながら、本で紹介されているRetrospectiveの意義やRetrospectiveを効果的に進めるためのコツを参加者の皆さんとふりかえっていきたいと思います。
また、セッションの後半では、自身がProject Retrospectivesで特に共感している点を紹介しつつ、Project Retrospectivesではあまり触れられていないRetrospectiveを効果的に行うための観点(Project Retrospectivesにプラスしたいと個人的に考えている観点)についても言及します。Retrospectiveを原点から見つめ直すことで、参加者の皆さんがより効果的にRetrospectiveやふりかえりを実践するためのヒントになれば幸いです。
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(スクラムやアジャイルを)よく学びよく試行錯誤する~継続して学び現場に持ち帰るために~
20 Mins
Talk
Beginner
スクラムの実践を通して叶えたい未来を実現することは、場合によっては途方もない道のりに思えるかもしれません。
特に、経験がなくて支援者や経験者が少ない状態でスクラムを学ぶというのは、中々ハードルが高いのかもしれないと個人的には思っています。自分の場合は、プロダクトやチームをより良い方向に進めたいという想いからスクラムを始めましたが、何も分からない状態で闇雲に学び始めたこともあり、多数の悩みにぶち当たることになりました。(本に書いてあることがなかなか実践できない、自分のやりたいことを強引に押し付けをしているだけな気がする、コミュニティやカンファレンスに参加するもどこか遠い世界のように感じられて今一つ学びがない気がする...)
そんな中、今の自分にできることを探し、500回近くのコミュニティに参加したり、400本近い本数のセッションをカンファレンスで聴いたり、読書をしたりして少しずつ学び、学んだことを現場や自身の日常で実践し、社内外問わず多数の皆さんに支えてもらいながら日々試行錯誤をしていきました。
そうして少しずつ歩みを進めてきた結果、チームの空気やデリバリーまでのプロセス、顧客との関係性...が確実に変化していきました。
また、自分自身少し不思議な感じがしますが、自分が大事にしたかったものが徐々に思い出されるような感覚を持つようになりました。本セッションでは、自分がスクラム/アジャイルを中心に1年間学びを加速し続けられたのはなぜか、コミュニティやカンファレンスといった学びの場をどのような過程を経て現場に適用していったのか、といった話をすることで、現場をより良くしていくために試行錯誤している方々に向けた話をしようと思います。
スクラムを実践して良いプロダクトを届けよう、現場を改善しよう...簡単な道のりではないことが分かりつつも、新しいことにチャレンジしている(あるいはチャレンジしようとしている)素敵な皆さんを少しでも後押ししたり、小さな変化が起こるきっかけになるようなセッションにしたいと思います。
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抵抗にあったっていいじゃないか、にんげんだもの
20 Mins
Talk
Beginner
スクラムを導入&実践するなど、現場で新しい風を吹かせようとしている人から、「現場を良くしたいという想いで行動しているのに、考え方を否定されるようなふるまいをされたり、批難を浴びて敵のように扱われたりしてしまった」という話を聴くことがあります。
このような抵抗に遭った時には、否定や批難をした相手の話をよく聴いて相手の考え方や立場を理解するといった、相手に寄り添うような対応が望まれると思います。たしかに否定や批難にあった時、相手に寄り添うことの重要性は理解できますし、現場で自分が実践して効果を感じる場面もあった一方で、実際に否定や批難をされたと感じた時点で心が折れそうになり、相手に寄り添うことが厳しくなる場面も自分は多くありました。
そんな風に心が折れそうになった時、役に立ったのが、進化心理学や生物学を中心とした知識でした。
人がなぜ相手を敵対視することがあるのか、なぜ狭い視野で(自分の立場だけを考えて)行動することがあるのか等々、人の特性や歴史を理解することで、否定や批難をされることを自然と受け止めることができ、現実を見つめて相手に寄り添うきっかけとすることができたのです。現場を良くするための努力が思わぬ抵抗に遭ってしまった時、ステークホルダーと良い協働関係が築けなかった時...先が見えずに立ち止まってしまった際に、本セッションが前に進むための一助になればいいなあと思っています。
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些細な変化に対する感応度を上げるために
20 Mins
Talk
Beginner
突然ユーザーから仕様変更が通達された、突然メンバーから退職の知らせを受けた…
システム開発をしていく上で突然起こる大きな変化に戸惑っていた自分でしたが、スクラムを実践していく中で、大きな変化は突然起こるものではなく、些細な変化が積み重なって起こることが多いことを学びました。
では、大きな変化の兆候となる些細な変化に気がつきやすくするためにはどのような仕組みが考えられるのでしょうか?
自分自身が些細な変化に敏感になるためにはどのようなトレーニングを積むと良いのでしょうか?
本セッションでは、こうした疑問に対して自分がどのように考えて試行錯誤を繰り返したのか、その学びの過程を紹介します。
また、セッション後半では、実際に自分が実践している
- 変化に気が付きやすくするための工夫
- 自分自身が変化に敏感になるために実践しているトレーニング(10,000回以上続けているもの、ここ数ヶ月で始めて効果を実感したもの…)
も幾つか紹介してみようと思います。
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コミュニティ活動で得られた知識と希望~オンライン勉強会に半年で200回参加して感じたこと~
20 Mins
Talk
Beginner
完全未経験&文系でソフトウェア開発の道に飛び込んで3年半、仕事で少しずつ成果が出せるようになったものの、度重なる挫折と大きな無力感を抱いていた自分は、藁にも縋る想いでオンライン勉強会への参加を始めました。
そこで出会ったのは、アジャイル開発をはじめとしたソフトウェア開発を豊かにする多種多様な知見と、常に変化を楽しんでお互いに刺激を与え続けているコミュニティの方々でした。
素敵な出会いに囲まれた自分は、焦燥感から参加していた勉強会が楽しくなるばかりか、これまで嫌いだった"学ぶ"という行為が楽しく感じられるようになりました。
気が付くと、物事を継続することが苦手だった自分は毎週勉強会に参加して毎日読書するようになり、200回の勉強会参加&100冊弱の読書をしていました。そして、コミュニティの方々と一緒に学びを深めるにつれ、知識が身につくのみならず"自分自身と向き合うこと"の重要性を意識するようになりました。
今回は、自分がアジャイル開発や様々な学問から学んだ知識やもらった希望、そして自分に多数の知識と驚くほど大きなエネルギーをくれたコミュニティの方々の話をしてみようと思います。
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