チームがうまくなるために、「学習」と向き合うことはとても大切です。
私がこれまで関わってきたチームでも、アジャイル開発を通してチームがうまくなることに取り組み続けてきました。
ところが、最近新卒向けの研修に携わった際に衝撃を受けました。
ビジネス採用として入社したためプログラミング未経験だった新卒の彼らは、当初は黒い画面(ターミナル)すら怖がっていましたが、数カ月後にはメンター陣からのインプットを頼りに、
- 1 day timebox
- 1 hour timebox
- モブプログラミング
- プロトタイピング
- ユーザーインタビュー
などをまわしながら、3週間でプロダクトを作れるようになっていました。
その道のプロフェッショナル達がエクストリームだと思うこと/どうはじめたらいいのか悩んでいることを平気で突破してしまったのです。
もちろん彼らはプロダクトを本番リリースしたわけではありません。
もちろん彼らは運用しながらお金を稼いでいるわけではありません。
でも彼らはプロダクトづくりの経験をもっていませんでした。
でも彼らはプログラミング経験ももっていませんでした。
私達は、
- 学習し続けていく中で固定観念に囚われてしまうことがあること
- 学習をしていないことが圧倒的成長スピードを生むことがあること
という事実に向き合う必要があります。
学習を積み重ねていくことで成長スピードが落ちてしまうのではなく、学習を積み重ねていっても成長スピードを落とさないチームをどうつくるか。そのためにはUnlearn(学びをリセット)がキーになります。
このセッションでは、そろそろ言い訳するのはやめてもっとうまくなるためにはどうすればいいのかを真剣に考えます。もっとうまくなるための学習する/Unlearnするチームについて一緒に考える時間にしましょう。