こんにちは。
私たちは、大手電機メーカーの中で全社を横断したシステム/ソフトウェア開発のコンサルティング及び技術導入を推進するグループです。
今回の発表では、私たちが三年前にスクラム型開発方式を導入し、過去三年間に渡って開発を手掛ける傍ら、新しい文化の定着とプロセス・開発インフラの改良を実施してきた活動について紹介します。
活動の初期段階では、担当者間で情報を共有する文化がなく、個々の担当者が自分の職務を淡々とこなしていました。こうした状況下でスクラム型開発を導入する先導役になったのは、入社1~3年の若手メンバーです。
カンバンを使ったタスクの共有、基本的な開発インフラの構築、及び、開発プラクティスの導入と定着を経て、現在は、数多くのプロジェクトを並行して実行するスクラムチームとして活動しています。
一方で現在の組織・体制の枠組みでは、チームに閉じたプロセスと開発環境の改善に限界も見え始めています。今年度は、自チームを対象に匠メソッドによるチームデザインを実施しました。5年後の姿を見据えた上で、直近のスクラム開発にどのような活動を落とし込むか?の取り組みも簡単にご紹介したいと思います。
本発表を通して私たちのようなメーカー系企業とIT企業との間で活発な意見交換ができれば幸いです。
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