
Satoshi Harada
Scrum Master / Softwear Developer
Money Forward, Inc.
location_on Japan
Member since 1 year
Satoshi Harada
Specialises In
2015年から北の大地・北海道にてアジャイル開発およびスクラムを実践。
2020年からは東京に戻り、開発チームへのスクラム導入やアジャイルコーチング、スクラムマスター、エンジニアリングマネージャーといった役割を担いながら、喜びに満ちた最強のチームを実現すべく旅を続けている。
Scrum Alliance認定スクラムマスター(CSM) / Scrum Alliance認定プロダクトオーナー(CSPO)
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Whyから始めよう!スクラムチームが力強く前に進むための「なぜやるのか」を考える
20 Mins
Talk
Beginner
皆様は、スクラムチームが走り始めるときにまずは何から始めますか?
プロダクトバックログを作る?
エレベーターピッチを作る?
インセプションデッキを作る?
とりあえず開発環境作ってみる?
えーい!そんな暇はない!開発着手だ!!!
私が皆様におすすめしたいのは、スクラムチームのメンバーは今なぜここに集まっているのか?を問うことです。
ゴールデン・サークル理論という言葉を聞いたことはありますか?
TEDの人気プレゼンテーション「WHYから始めよ!」でサイモン・シネックが解説した理論です。
端的に言うと、人が真に突き動かされるのはWhat(何をやるのか)ではなくWhy(なぜやるのか)であるという内容です。
詳細はTEDの動画を見ていただきたいのですが、このWhy(なぜやるのか)こそ、スクラムチームが走り始めるときに最初にやるべきことなのではないかと思うのです。
実は、インセプションデッキの10の設問にも「我々はなぜここにいるのか?」という設問があるので、インセプションデッキを丁寧に作成したチームならWhy(なぜやるのか)を考える機会があるはずです。
しかし実際のところ、インセプションデッキをちゃんと作ったことがあるというチームはそれほど多くないのではないでしょうか?
インセプションデッキを作らない理由は様々ですが、そのようなことにかける時間が無いという理由が大きいのではないかと考えています。
そこで、Whyから始めることを私は提案します。
10の設問があるインセプションデッキに比べれば時間はかかりません。
しかし、チームの目的を設定しないまま走り始めるよりも間違いなく、チームは同じ目線・方向に向けて力強く走り始めることができるはずです。
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その心理的安全性は間違っている!心理的安全性で陥りやすい間違いとその対策
20 Mins
Talk
Intermediate
心理的安全性という言葉、皆様は聞いたことありますか?
心理的安全性が重要だ・心理的安全性がチームには必要だ・心理的安全性を実現しなければいけない、という意見は最近良く見聞きするようになりました。
あなたが所属するチームで、メンバーに「心理的安全性は重要だと思う?」と聞けば、恐らく殆どの場合「当然。心理的安全性は重要だし、私たちのチームでも心理的安全性を実現していく必要があるよ!」という声が帰ってくると思います。
しかし、そのように答えてくれる人の頭の中にある「心理的安全性」は、果たしてあなたの考える心理的安全性と同義でしょうか?心理的安全性という言葉がキャッチー(かつ、流行っている)こともあり、言葉が先行して肝心の目的を見失ってしまっているケースも散見します。
心理的安全性は、チームに属するすべての人にとって率直で安全だと思える心理状況を作り出せれば強力なツールとなり得ますが、いびつな形で運用されると逆効果にもなり得るのです。
このセッションでは心理的安全性の基礎についておさらいをし、その上で陥りやすい間違った心理的安全性の認識や運用についてご紹介します。
そして、そのような間違った心理的安全性に対してどのようなリカバリーの手を打つことができるかも一緒に考えてみましょう。
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スクラムチームも例外ではない!不安や恐怖から陥るメンタル不調にどう対処するか
Satoshi HaradaScrum Master / Softwear DeveloperMoney Forward, Inc.schedule 5 months ago
Sold Out!45 Mins
Talk
Intermediate
みなさま、メンタルヘルスは良好ですか?
メンタルヘルス、大事ということはほぼ皆様の共通認識だと思います。
メンタル不調に陥るとヒトのパフォーマンスは大幅に低下します。そのまま放置するとうつ病などの重篤な疾患にも繋がり、最悪のケースでは自ら死を選んでしまう危険性も孕んでいます。しかしその危険性の割に、メンタルヘルスに関する研修や教育を受けたという方はそれほど多くないのでは無いでしょうか?
ある程度規模の大きな会社や、上場していてコンプライアンスに厳しい会社では、マネージャー研修や年次研修にメンタルヘルスに関する教育が組み込まれているかも知れません。
しかし、スピード感が最優先で目の前の事業に集中しなければ生き残れないスタートアップや小規模事業者では、メンタルヘルスに関する研修・教育にまで手が回らず、メンタルヘルス維持やメンタル不調者が出た場合の対応が現場任せになっているケースも散見されます。そして、「メンタル不調はスケジュールや期限死守のプロジェクトにおいて発生するのであって、繰り返し・漸進的に物事を進めるスクラムチームではメンタルヘルス不調者は発生しないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。
しかし実際のところそのようなことはなく、スクラムチームでもメンタル不調になってしまうケースはあります。
それどころか、権限移譲が進められたスクラムチームだからこそのメンタルヘルスの落とし穴もあるのです。
このセッションでは、実際にスクラムチームの開発者をしている中でメンタルヘルスを損ないかけた自分の経験をもとに、スクラムチームからメンタルヘルス不調者が発生する仕組みを整理して紹介したいと思います。
キーワードは「不安と恐怖」です。これは、スクラムチームも例外ではありません。スクラムガイドにも、アジャイルソフトウェア開発宣言においても、メンタルヘルスに関する記述はありません。
しかし「不安と恐怖」に対処し、メンタルヘルスが良好なスクラムチームを運営するヒントは、スクラムガイドやアジャイルソフトウェア開発宣言に含まれていると私は考えています。このセッションを聞いた方が、もし身の回りの人でメンタルヘルス的にまずいな・自分自身の現状がメンタルヘルス的に厳しいかもと思うシーンに出くわしたときに、判断や行動のヒントになるようなセッション内容にしようと思います。
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DPAで始める場作り・チームがふりかえりを歩み始めるまで
Satoshi HaradaScrum Master / Softwear DeveloperMoney Forward, Inc.schedule 5 months ago
Sold Out!20 Mins
Case Study
Beginner
皆さん、ふりかえりしてますか?
KPTとか、YWTとか、Fan/Done/Learnとか、手法は色々あって迷いますよね。
でも、ふりかえりを始める前にDPA(Design the Partnership Alliance)をやっている現場って、まだまだ少数派なのではないでしょうか?
私もふりかえりはいくつもの現場でやってきて、何十回とふりかえりはしてきたのですが、DPAを実際にやってみたのは最近だったりします。DPA(Design the Partnership Alliance)とは、ふりかえりのための「場作り」や「雰囲気作り」のための手法です。
KPTやYWTといったふりかえりの本題に入る前にDPAで場作り・雰囲気作りをしておくことで、ふりかえりの本題での意見交換が活発になり、より効果的なふりかえりになることが狙いです。
詳しいことは黄色いびばさんがQiitaに紹介記事を書いてくれているので、そちらが参考になりますね
このセッションでは、とあるチームの事例を紹介しようと思います。
よそよそしい雰囲気から始まった全体ふりかえり会。単にKPTやYWTをやっても良い方向を向くような状態ではありませんでした。
まずは意見を言いやすい場・言っても大丈夫な場であるということを認知してもらい、安心して貰う必要がありました。
そこで最初に実施したのがDPA(Design the Partnership Alliance)です。DPAの実施前と実施後でどのようなメンバーの行動の変化があったのか、そしてDPAを実施したことでその後のふりかえりの本題にどのような影響があったのかをケーススタディとしてご紹介します。
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これからの「スクラムマスターのキャリアプラン」の話をしよう。スクラムマスターの前に広がる世界
Satoshi HaradaScrum Master / Softwear DeveloperMoney Forward, Inc.schedule 10 months ago
Sold Out!20 Mins
Talk
Intermediate
「スクラムマスターのキャリアプラン」について、スクラムマスターのロールを担当している人なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
そんなあなたはきっと以下のような漠然とした不安を抱えているのではないかと思います。
- スクラムマスターって、開発タスクを持たないので開発者ではないし、開発リーダーをやるわけでもないし、プロジェクトマネジメントをするわけでもないし、メンバーの評価をするわけでもない。。。
- でも、スクラムマスターとしてチームを陰ながら支えて、チームメンバーが成長したりチームが大きな成果を出せるくらいまでに成熟していくのを見るのは楽しいしやりがいを感じる。。。
- 今後もスクラムマスターをやっていきたいが、今後5年・10年・20年もスクラムマスターで居続けることはできるのだろうか。。。
- 裏方になったことで開発の最前線から一歩引いたが、今後のキャリアプランをどう考えればよいか。。。
- スクラムマスターの市場価値はあるのだろうか。転職のときにスクラムマスターの経験は評価されるのか。。。
その一方で、エンジニアのキャリアモデルは大きな変化の波に晒されています。
ほんの数年前まで、PG(プログラマー)からキャリアを開始した若手は、SE(システムエンジニア)やPjM(プロジェクトマネージャー)を経て、コンサルタントや部門責任者(ライン職・人材管理)になるキャリアプランが一般的だったと思います。
しかし、近年の変化の速いビジネス環境や開発スピードに合わせて、エンジニアのキャリアモデルも大幅に変化してきています。開発から一歩引いて設計やプロジェクトマネジメントのみを行うロールは減りつつあり、代わりに以下のようなロールが現れました。
- 技術をリードする「テックリード」
- チーム開発の仕組みやマインドを改善する「SM(スクラムマスター)」
- 開発組織をより良い方向に向ける「EM(エンジニアリングマネージャー)」
- プロダクトの戦略や開発優先順を考える「PdM(プロダクトマネージャー)、もしくはPO(プロダクトオーナー)」
スクラムマスターは大変やりがいのある仕事で、今後もチームの成長に寄与し続けたいと思っているスクラムマスターが多いと思います。
その一方で、「限られたスクラムマスターの席に自分が座り続けているのは良くない・しかし自分はどこへ向かえばよいのだろうか。。。」という悩み・葛藤を抱えている人もまた多いのではないでしょうか。
このセッションでは、PG→SE→PjM→SMというあるあるなキャリアモデルを辿っていた私が、上記のような悩みや葛藤を抱えつつも今後のキャリアプランをどのように整理し、SMの次に来るキャリアを決めたのかをご紹介します。
スクラムマスターのキャリアプランに唯一の正解は無いと思っていますが、同じ悩みを持っている人のヒントになるセッションにしたいと思います。
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ファーストペンギンを志す者に伝えたい!1人目のアジャイル推進者が辿った成功と失敗
Satoshi HaradaScrum Master / Softwear DeveloperMoney Forward, Inc.schedule 10 months ago
Sold Out!20 Mins
Talk
Beginner
熟達したチームでアジャイルやスクラムを経験し、その後他チームへの異動となったり、もしくは新天地(別の会社)に転籍することってありますよね。
そして、新たに入ったチームや組織ではアジャイルやスクラムをやっていない、古き良き開発プロセスで開発を進めているけど、いろいろ上手くいっていないっていうこと、ありますよね。
そんなとき、あなたならどうしますか?
アジャイルやスクラムで感じた良さ・Funを捨てて、古き良き開発プロセスに身を染めますか?
それとも自分がアジャイルやスクラムを説く1人目の推進者となって奮闘しますか?このセッションでは1人目のアジャイル推進者となった私が、どのようなアプローチから始めて、チームや組織にアジャイルやスクラムの価値を浸透させ、チームの開発プロセスをどのように変えていったのかを成功だけでなく失敗も含めてご紹介します。
集団の中で最初のリスクを踏む人を「ファーストペンギン」と呼ぶそうです。
アジャイルやスクラムを学び、次のステップは自らが推進者としてチームや組織へ広めていきたい!そんな、アジャイルやスクラムのファーストペンギンを志す人の背中を押すセッションにしたいと思います。 -
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