デンソーのデジタルイノベーション室は、自社サービスを立ち上げるために新規に作った組織です。
開発スタイルとしてスクラムを取り入れて素早く市場のフィードバックをプロダクトに取り込んでいます。
一般的にスクラムでのエンジニアは多能工と言われていてチーム内ですべての必要なスキルを持つべきと言われていますが、商用サービスを開発していくうえで"性能"、”信頼性”、"クラウドの知識"、"セキュリティ"といった特に専門性が求められる領域で技術的な課題がでてきました。
これら特に専門性が求められる領域のスキルを持つエンジニアは限られており、かつどのプロダクトでも考慮しなければいけない共通の課題でした。
デンソーではこれらの課題を解決するべく、チーム横断のSite Reliability Engineering(以下SRE)チームを立ち上げてチーム共通の課題に日々向き合っています。
本プレゼンではSREチームの活動について
- 技術的課題の解決のための取り組み
- コミュニケーション改善のための取り組み
についてお話します。