Yuichi Tsunematsu
Specialises In
顧客にとって価値のあるプロダクトを、チーム一丸となって協力し、短期間にリリースする開発体制のあり方を模索しています。
現在はRetty株式会社でエンジニアリング組織のマネジメント、プロダクト開発プロセスのアジャイル変革に取り組んでいます。
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"これから学ぶ" システム思考
20 Mins
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Intermediate
ふりかえりをして、改善案を考え、いろいろ手は打っているのに今ひとつ効果が感じられないことってありませんか? システム思考を使うと「ものごとの因果関係を整理し、テコ入れが効果的な箇所(レバレッジポイント)を見つけ、より根本的な問題解決を促す」ことができます。
因果関係とは「開発者が増える→コード量が増える→開発スピードが上がる」というようなものです。他にも「コード量が増える→技術負債が増える→開発スピードが下がる」「開発者が増える→教育のため開発時間が減る→開発スピードが下がる」もあるでしょう。身の回りで起きている問題は事象はこのような複数の因果関係が組み合わさって起きており「開発スピードが上がらない」といった問題として認知されます。このような因果関係は図にまとめることで複数人で共有し、議論することで問題の真因に迫っていくことができます。便利そうですよね?
しかしながらこのシステム思考、自分もきちんと勉強したことがなく、人にやり方・使い方を教えるのにも苦労をしています。Scrum Fest Osakaにプロポーザルを出してしまうことで締め切り効果の発揮を期待し、集中して学習・教育資料を作ってしまおうという企みです。"これから学ぶ"は私の現在の状態、そしてこのセッションでシステム思考を学ぶ皆さんの両方にかかっております。
※システム思考は広義と狭義のものがあるそうですが、本セッションでは狭義のものを扱います。
このシステムダイナミクスの定性モデルをポピュラーにしたのが、ピーター・センゲの「The Fifth Discipline(ISBN 0385517254、邦訳『最強組織の法則』(徳間書店))で、同書は因果ループによるシステム思考をコアにしながら、ビジネスの組織と人間の行動、学習する組織について論じている。同書を契機にこの因果ループ図を活用したシステムダイナミクスの定性モデリング手法は、「システム思考」として広く利用されるようになった。
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スクラム開発におけるマネジメント、評価指標・サポート・オンボーディング
45 Mins
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Intermediate
あなたの組織はアジャイルな開発を志ざし、スクラム開発を取り入れ、開発外のメンバーも一目置くようになりました。会社全体が生き生きと活性化し、導入前とは見違えるような光景です! おめでとうございます!
マネジメント層の協力も得られるようになってきましたがまだ試行錯誤が続いています。1on1の習慣は広まったものの、忙しくなるとスキップされたり、雑談会になっているケースもあるそうです。開発メンバーはチームで成果を出すことを気にかけるようになりましたが、うまく行っているチームとはどのような状態なのでしょうか。スクラムマスターを希望するメンバー数は増えておらず、今後のキャリアを一緒に考えることが増えてきました。
アジャイルな開発を長く続けるために、たまにはマネージャーの悩みを一緒に考えてみませんか?
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教えて!あなたの一歩を後押しした本!『旅するAgile本箱LT』 #ハッカーライフラボ
Akiko IwakiriDirectorShoeishaYuichi TsunematsuManagerRetty Inc.schedule 10 months ago
Sold Out!45 Mins
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Beginner
旅するAgile本箱は、これからアジャイル開発に取り組もうとしている人たちや既に実践している人たちのために、参考になる本を会社やイベントへ貸出している活動です。 これまでに23ヶ所へ旅してきました。 この本箱は、アジャイル開発実践者のオススメの本により成り立っています。 含まれている本の中には、一般に「アジャイル」や「ソフトウェア開発」に分類されない本も混じっています。 それら含めて、この本箱にある本たちは実践者が何らかの形で助け本たちです。
そこで、このたびオンライン開催となったScrum Fest Osakaのハッカーライフラボトラック内で「教えて!あなたの一歩を後押しした本」というタイトルで公募いたしました。栄えある勇者たちによるライトニングトークセッションを開催します!
■トーカー
- 「『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』コラムニスト3人分の学び」, 森 一樹(@viva_tweet_x), 飯田意己(@ysk_118), Koji Sudo(@su_kun_1899)
- 「一万年の旅路 ネイティブアメリカンの口承史」, 懸田 剛 (@kkd)
- 「カイゼン・ジャーニー」, 井内 聡(@superSatoshiKun)
- 「旅するAgile本箱をシェアして会社の仲間と読んだ体験から得たこと」, 常松祐一 (@tunepolo)
- 「チームが「サイロ化」しないための仕掛け(増補版)」, ふかやみわ(@miwa719)
こちらのブログを予め読んでいただくとより楽しめます!⇒ https://miwa719.hatenablog.com/entry/daily20200526 - 「未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術」, 石井智康
総合司会:さとりゅう(@sato_ryu)
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スクラム開発におけるマネジメント、目標設定・フィードバック・評価
45 Mins
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Intermediate
あなたの組織はアジャイルな開発を志ざし、スクラム開発を取り入れ、素晴らしい結果を得ることができました! おめでとうございます!
全社共通の人事制度では3ヶ月ごとに個人目標を設定し、メンバーから360度フィードバックを集め、成果を評価します。半年ごとに成果に応じた賞与があり、昇進の機会もあります。上司からアジャイル開発の推進者として信頼されているあなたは「スクラム開発での目標設定・フィードバック・評価はどうしたら良いのか」と相談を受けました。プロダクトの成功にばかり集中していてそのことをすっかり失念していたのです。
スクラム開発では全員が一丸となり同じ目標を追います。・・・でも個人ごとの目標を決めるルールです。メンバーのキャリア・成長はどう導いていきましょう? 誰が何の貢献をしたのかどう評価しますか?
アジャイルな開発を長く続けるために、たまにはマネージャーの悩みを一緒に考えてみませんか?
※Scrum Fest Osaka採択後、福岡セッション枠の45分で話すことになったため情報を更新しています。
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もりあがるスプリントレビューをしよう
20 Mins
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Intermediate
あなたのスプリントレビューは盛り上がっていますか?
アジャイル開発を始めて4年になりますが、意義のある・活気のあるスプリントレビューができることもあれば、お通夜のような・審議のような・辛いスプリントレビューをしてしまうことが今でもあります。皆で褒め合うだけでなく、皆で責め合うだけでなく、「またやりたい」と誰もが感じられるスプリントレビューを開催する秘訣はないのでしょうか。
Regional Scrum Gathering Tokyo 2020でこの悩みを共有したところ様々な方からアドバイスをいただけました。このセッションではその内容を整理し、実際に自分たちで実践した感想を加え、よりよいスプリントレビューをするための知見を共有したいと思っております。
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「1プロダクトをみんなで作る」会社での大規模スクラム(LeSS)導入
45 Mins
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Advanced
Retty株式会社は「信頼出来る友人や好みの合う人から自分にぴったりなお店を探す」グルメサービスRettyの開発・運営を行なっております。内部システムはレストランを見つけるtoC向けのWeb、スマートフォンアプリ、レストラン側が利用するtoB向け管理システムに大別できますが、会社としてたった1つの多くのユーザに利用されるサービスを手がけています。
サービスと会社が大きくなった結果、全社でスピード感とアジリティを追求していくには開発プロセスの見直し、そして組織構造の見直しが必要だと考えるようになりました。
本講演では1チームから始まったスクラム開発をどう広げ、LeSS(Large Scale Scrum)を採用した大規模スクラム体制に移行できたのか、具体的な課題とその対処を交えて紹介します。
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